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【ダメな教師の共通点とは】これを反面教師にして働くことが大切です

投稿日:2019年2月26日 更新日:

 

今回は、【ダメな教師の共通点とは】これを反面教師にして働くことが大切ですというテーマでお話していきます。長年、教師をしていると悪い癖が身についてきてしまいます。一般の社会では絶対に認められないようなことが我々の社会では当たり前になっていることもあります。

「まさか・・・こんな人いないでしょう?」「こんなこと自分は絶対にしない」

なんて思っていたら大間違いです。これから書いていくことは、小学校の教育現場では日常的なことであり、正直言いますと私自身も恥ずかしながら「ダメな教師」に当てはまっていた時期もあります。その環境で過ごす誰でもこうなってしまうことがあるということを肝に銘じて、自らの戒めとしていただけたらと思います。ぜひ最後までご覧になってください。

 

こんな方におすすめ

  • 教員を目指している方
  • 現在、教員をしている方
  • 民間の企業で働いている方

 

ダメな教師の共通点

 

時間を守らないのが当たり前になっている

 

学校の会議や打ち合わせは、子どもたちが下校した放課後に始まることが多いです。放課後に打ち合わせがあるのだから、早く子どもを帰らせて打ち合わせ場所に行くことを考えるのが普通です。しかし、そういった意識を持っている教師が非常に少ないです。数人のグループ(4〜6人)で打ち合わせをする時は特に時間への意識が低くなってしまいがちです。打ち合わせの時間になっても、全員がそろっていることはほとんどありません。事前に「16時から打ち合わせをしましょう」と確認し合っているにもかかわらずです。もちろん、毎年仕事を一緒にするメンバーは変わりますから、時間を守らないのはその人個人の問題だとも言え、全てをひとくくりに言えないところもありますが・・・

 

教師やっている人なら誰しも心当たりがあることでしょう。世間一般の考えでは「えっ!考えられない!嘘でしょ?」と思われるかもしれませんが本当です。教師をしている人は時間への意識が低いと言わざるを得ません。正確に言うと、時間への意識が徐々に低くなっていくといった方がいいです。よく聞く話では、先生という立場になると会議や打ち合わせに遅れてやってきたその先生に対して、「先生、お忙しいのに来ていただいてありがとうございます。」と迎えるのだそうです。でも、これ絶対間違っていますよね?先生だからと言って気を遣いすぎの対応ですよね。会議・打ち合わせの時間を決めているわけなのだから、招いている側がそんなことを言うのもおかしいのです。

 

教師が忙しいのは自分もやってきたのでよくわかります。授業終わりの放課後に会議があったら本当に息をつく時間すらありません。職員室に入って、コーヒーを飲む、ゆっくりトイレに行くなどができないことがざらです。でも、集まる時間を決めた以上は集まらなければいけないでしょう。それは時間を守っている人を待たせてしまうことになり、待っている人の時間を無駄にしてしまうことになるからです。相手がいるというこの視点を忘れてしまいがちです。では一体、時間を守らないことが当たり前のようになってしまった原因はなんなのかについて考えてみたいと思います。

 

 

時間を守らない原因は?

 

遅れる人の連鎖が起こる

まず考えられるのが遅れる人が増えると連鎖するというパターンです。語弊があるのは承知で書きますが、送れる人は特に年配の先生に多い気がします。遅れてくる人が年配の先生では、誰も指摘をすることができません。また、会議によっては年配の先生がいないと話が進まないところもあり、その先生を待ってから会議を始めなければならない事情もあります。ということは、その年配の先生から考えてみると「ちょっとくらい遅れても待ってくれているだろう。」という甘えが出てきても不思議ではありません。遅れて会議にいっても、みんな嫌な顔一つせずに普通に迎え何もなかったように会議が始まります。これでは時間を守ろうという意識になりません。

 

それでは、いつも遅れずに会議に出て待っている人はどう感じているでしょうか。始めの頃は心の中で「時間が決まっているんだから守ってよ!」などと思うのが普通でしょう。でも一向に改善されずにずっと繰り返されているうちに、待っている側の心理も変わってきます。「じゃあ・・・私も遅れて行ってもいいかな」ということになり、遅刻の連鎖が起こってしまうのです。一人でもそんな考えの人が出てくると、次は違う人が同じように遅れてくるということが繰り返されることになるのです。

 

こういうことって本来の常識とはかなりかけ離れています。グループとしてこうなってしまうと大変です。当然ですが、遅刻することに対してのペナルティもないし、遅刻したって何も不利益もないのでなんの抑止力もありません。一番大事な信用は失っていきますけどね。私も同じように遅れて会議に参加していた頃もあり深く反省しています。

 

 

遅れた理由を容易に説明できる

教師は忙しいということを私たち自身も知っています。会議があっても遅れてしまうほどいろんな仕事を抱えていることもわかっています。だから、みんな露骨に遅れたことをとがめることはありません。仮になぜ遅れたかと聞かれても誰が聞いても納得できる理由を話せるのです。「保護者から問い合わせの電話がありまして・・・」「子どものトラブルの対応をしていましたので・・・」と言ってしまえば「それなら仕方がない」ということで済んでしまいます。実際にこのようなことがないのに遅れた理由に使うということはないにしても、心のどこかで、私たちは遅れても仕方がないほど丁寧な対応をしているんだというどこか傲慢な、自分勝手な思いがあるような気がしてなりません。時間への意識が高い人なら、今の状況からどうすれば時間通りに会議に出れるのかということを考えて行動しているでしょう。後回しにできるものはしたらいいのですから。

 

 

会議までの自由な時間が少なすぎる

もう一つ考えられる原因は、教師の自由な時間が少なすぎるということです。私たちの教師一日の勤務時間はおおよそ8時間です。午前に4時間勤務をし、間に形式上の休憩が1時間弱ほどあって、(実質は全く取れません)その後、午後の勤務が4時間あります。ということは、勤務終了の時刻が17時頃になります。しかし、授業が終わって、子どもたちを下校させると16時前になり、勤務終了の時間がもう残り1時間ほどになってしまっています。16時からすぐに会議をスタートしないと、会議で話し合う時間がなくなってしまいます。勤務時間最後の1時間を会議の時間に充てないと、全員17時の勤務終了の時間を超えてしまうことになります。

 

小学校の教育現場では、教師の勤務時間を考えないで会議をすることを良しとは考えられていません。この最低ラインをなくしてしまうと、勤務時間、業務内容が大きく変わってしまう可能性が出てきてしまうし、小さなお子さんをお持ちの教師の方は会議に出ることが不可能になってしまいます。かといって、会議自体を先送りすることもできないのです。だから、なんとしても16時までに会議を始めなければなりません。16時から会議をすることはかなり無理がありますが、こうしないと予定が後へ後へとずれ込んでしまい、ますます次の日の準備時間が取れなくなってしまいます。そもそも無理があるので、時間を守らないこと、いや守れなくなってしまっている現状があるのです。

 

 

ダメ教師ほど自分のための発言が多い!

 

よく会議などで「この問題はこうだと思う」「これまでこうやってきた」などと意見を言う人がいます。若い人が提案したこともズバッと切られてしまうこともあります。もちろん、提案者の内容の詰めが甘かったり、実現が難しい内容であったりすることもあります。しかし、じっくり聞いてみると、「・・・??」と思うところもあり、その意見は発言者に有利になるように進めようとしているだけでは?と感じないでもありません。本来は、学校全体のこと、子どものことを考え言わなければならないのに、自分の仕事のことを考えての発言をしているのです。

 

建前では「子どものため」という大義名分を掲げますが、じっくり聞いてみると「本当に子どものためか?」と考えられる部分も出てくるのです。ともかく職員会議でそんな意見を言う人に対して、面と向かって反論をしない限りはそんな人の意見が通ってしまうこともあるのです。

周りのみんなも本心では「自分に都合よくしたいだけだろ」と思っているのですが、たいていの人は黙って聞いています。そして、その意見が通ったことでどう変わってくるのか成り行きを見守るのです。どちらにしても、最低限、「自分に都合よく進めたいから言っている」とは思われないように気をつけて話をしなければいけません。やはり、本当に学校のためになるという視点と子どものためになる視点での意見を聞きたいものです。

 

また、そんな人に限って行動力がないことも多いです。特に経験のあるベテランの方は、子どものためになることを理論立てて話ができます。長年培った教育の理論を教えていただけるのは、非常にありがたいです。私たちにも「この方が子どものためになる」「それはこちらがしなければならない」などと教えてくれて、会議でも言う時はバシッと言います。そこまで言うなら、どれだけその理論を実践してくれるのだろう思って見ていても、一向に行動することなく、何もしないということも珍しくありません。やるとしても、アクションまでの時間が非常に遅く、言ったことを実践していると言えるレベルではないです。このように、行動が伴わず、理論のみで終わっている方が多い気がします。

 

 

ダメ教師ほど人に仕事を振る

 

これも非常に多いことです。学校には校務分掌という学校運営をしていくための仕事があります。この仕事を全職員で割り振って分担していくのですが、一つの仕事に対して教師2~3人でする仕事もあります。誰がするのかが明確でない仕事の時は、必ず相手まかせにしてしまう人がいます。「私、これ苦手なのでお願いしていい?」などと言って少ない仕事を先に持って行ってしまい、若い先生には大変な仕事を与えるのです。もちろん若い先生は何も言えませんから仕方なく引き受けるほかありません。もっと最悪なのは「どの仕事がいい?この仕事は勉強になるからやってみたら。」と言ってさせてくるパターンです。せめてどんな内容か教えてくれたら、判断もできるのですが、はっきり教えてもらえないのはフェアではありません。

小学校で振られやすい仕事をいくつか挙げてみると、学校内で行う校内研究授業の担当、学年行事の担当、校内の比較的大変な校務分掌の担当などが挙げられます。なぜ、これらの仕事がみんなやりたがらないのか?私がやってきた実感としては、みんなの前で発表したり、提案したりするのが嫌だという理由が多いです。みんなの前で話すということはそれだけ責任も伴うわけであり、より丁寧に仕事をしておくことが求められます。この作業が大変だと感じるのです。でも、実はこれはチャンスでもあるんですよ。みんなに自分の考えを知ってもらう良い機会でもあるわけですから。子どもには、「みんなの前でどんどん発表しなさい」と言っておきながら自分は全然人前で話したがらない・・・子どもに限らず大人も同じような気持ちを持っているということですね。

 

もちろん、引き受けた仕事である以上、精一杯やることは大事です。自分の気持ちの持ち方次第で自分の力に変えることも可能なはずです。あまり考え過ぎるより、前向きにやっていくことが大事な時もありますので、愚痴をほどほどに。

 

 

ダメ教師は研修・校内作業をさぼる

 

学校では授業終わりに会議だけでなく、校内の研修を行ったり、校内の清掃作業など行ったりすることがあります。しかし、そういった研修や校内作業がある時はいつも欠席する方がいます。ほっと一息つきたい時間に研修や校内作業があるのは辛いものです。みんな本音では嫌だなと思っていても決まったことなのだから参加しているのに、その教師だけは休んでしまう・・・やはり学校で決めたことである以上、参加するべきはずなのですが・・・どういった理由で欠席されているのかハッキリとはわかりませんが、いつもいつもとなるとやはりさぼっているのかということになってしまうでしょう。本来、そういうことは管理職が声をかけて参加をするよう促さなければなりませんが、校内ですることをわざわざチェックもしていません。

こういったことがきっちりできない教師は、どうしても良い教師とは言えないでしょう。子どもたちに、学校のルールを守りましょうとは大きな声で言えなくなりますよ。

 

 

自分も襟を正してみよう

 

これから、教員をしようと思っている方は、こういう実態があることを知っていてください。そして今教員をしている方は、自分にも当てはまっていることがないか、もう一度自分の生活を振り返ってみることをおすすめします。おそらくこういった実態はどこの学校にあるはずです。

 

遅刻の件については、遅れることはよくないことですが、一方でいつも時間を守ることを相手に求めるのも学校教育の現状を考えても無理があるのも事実です。でも、遅れるのが当たり前という感覚だけは持ってはいけないと思います。誰かを待たせている、誰かにいやな思いをさせているという気持ちは忘れてはいけないでしょう。いつも待たされていても、それでも、自分は時間を守れる人でありたいなと思います。「時間を守りましょう」と発言して、その行動をみんなに示していけるようになれたら理想的です。

 

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今回はここまで。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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