こんにちは、今回は
【教師でもガチギレするぞ】
同僚に言われて
イラッとしたこと3選
と言うテーマで
書いていきます。
よければ動画でご覧ください。
こんな方におすすめ
- これから教員をやっていこうと思っている方
- できる先生をいち早く見極めたい方
- 学校現場で働く先生について知りたい方
本来、教師という立場でありながら
「イライラして仕事をするなんてあり得ない」
「教師はみんな冷静であるべきだ」
そう思われる方もいるだろうが、
我々教師も
一人の人間である。
どれだけ我慢しようと試みても
イライラする時は
してしまうのである。
イライラしている時点で
自分自身が未熟であることには
変わりがないが
しかし
これはどうしようもない。
それくらい
日々の同僚との関わりの中で
イライラさせられてしまうことを
言われるのである。
では、一体
どんな場面で
どんなことを言われて
イライラしてしまったのか。
今回は同僚に対して
イラっとしてしまった
3つのエピソードを
書いていこうと思う。
もくじ
同僚に言われてイラっとしたこと
エピソードその1 指導をしない先生
私が学級担任をしていた時、
クラスの子が休み時間などに、
よく問題行動というか
よろしくないことをいっぱいしてくれるのである。
担任である私も
子どもの実態を考慮しながら
多少のことは目をつぶっていたわけだが、
子どもの問題行動を
他の先生が見かけると、やはり見過ごせるものではない。
そして、よくいろんな先生が
「休み時間に、先生のクラスの子が喧嘩してたみたいですよ。」
みたいことを報告してくれるのである。
それはありがたいことではあったが、
ある日を境にそうも思えなくなってきたのである。
そう、
A先生が現れるまでは・・・
A先生は
よく休み時間に運動場やら廊下やら
ウロウロしては子どもとおしゃべりしている
元気なベテラン教師だ。
そして、
私のクラスの子どものことも
よく知ってくれていて
コミュニケーションを頻繁に
とってくれていた。
それは嬉しいことだが、
問題行動も逐一報告してくれるという
几帳面さ。
「また、あなたのクラスの子が○○してましたよ。」
「そうですか、ありがとうございます。クラスで指導しておきます。」
こんなやり取りをしていて、
最初の頃はありがたかったのだが、
その頻度が日に日に増してきて、
さすがに私も少々面倒に感じてきていた。
「A先生は問題行動を見かけたという話はするけど、その時、指導はしてくれているのだろうか。」
「そもそも見かけたなら、その場で指導してくれたらいいのに・・・」
そんな疑問が浮かび、
ある日、いつものように
報告に来たA先生に向かって
私は笑顔を作りながらこう言った。
「A先生、今度見かけた時は、遠慮なく指導してくださいね。」
すると、A先生は怪訝な表情で
「指導?私が?遠慮しておくわ。私はそんなことできないから。」
と言ってさっさと行ってしまった。
「えっ?なぜ?」
「先生として学校にいるのだから、問題行動を見かけたら指導するべきでは?」
どうやら
面倒なことはしたくないということらしい。
明らかにそれを表情から醸し出しているではないか。
子どもに指導をするというのは
子どもに嫌われてしまうリスクもあるのだ。
そんな面倒はゴメンだというわけなのか・・・
おいおい、それって教師失格じゃないのか・・・
何をしに学校に来ているのだ・・・
流石にイラッとしてしまったのだ。
エピソードその2 研究授業を押し付ける先生
どこの小学校も
年に何回か先生同士で授業を見せ合う
研究授業というのを
実施するものだ。
年度始めに各学年で話し合い
代表者を決めていく。
そして、
その話し合いで
代表者として選ばれた先生が授業をすることになる。
選ばれた代表者は、
その研究授業に向けて、
クラス作りや授業内容を見直し、
指導案を作成し、プレ授業(研究授業の模擬授業)をして、
本番の研究授業を迎えるというわけだ。
ざっくり書いているだけだが、
まあまあの負担にはなるが、
もちろん勉強にもなる
それが研究授業というものである。
問題は
誰が代表者として授業をするのか。
それを決めるために
学年で話し合うわけだ。
一年で最も重要な話し合いだと
言ってもいいだろう。
この重要な話し合いで、
たまにベテランのこんな先生が現れるのである。
「あなたが研究授業したらどう?」
「経験になるからやってみたら?」
何と
若手教員に研究授業を進めてくるではないか。
まぁ確かに
こういう授業こそ若手がやれば良い。
それには同意なのだが、
若手の先生ほど余裕はないものである。
なぜなら、各学年の代表者の研究授業の前に、
初任者の研究授業
各教科の研究会の授業
若手というだけでやらされる様々な研修
このように他にも色々と
仕事を受け持っている場合がある。
つまり、
もう他の研究授業の予定はビッシリなわけである。
にも関わらず、
「あのねー授業は何度やっても勉強になるからいいわよ。」
「教科が違えば違う学びがあるのよ。」
などと最もらしいことを言って
研究授業を押し付けてくる訳だ。
年に何回も研究授業を受け持っているのに
さらにもう一回と言われたら流石に、
一回くらい助けてくれてもいいんじゃないと思うわけである。
そして、ひどい話が
人に研究授業を進めてくる先生に限って
年間の研究授業の数は0。
こんな中、強く、しつこく
進められたのは、
イラっとしちゃうものである。
結局、
研究授業をやりたくないだけってことでしょう。
悲しいですが、本当によくあることである。
エピソードその3 自分の意見を人に言わせようとする裏学年主任
私が学年主任(学年のリーダー的存在)
をしていた頃の話である。
本来、学年主任ということは
その学年で一番キャリアが長い先生が
担うものだが、
稀に、
自分より年齢もキャリアも上の
ベテランの先生と一緒に学年を組むことがある。
このパターンは少々厄介なのだ。
なぜなら、
学年主任でないベテランの先生の方が、
より学校のこと、授業のことを
知っていることが多いからである。
実質的には
そのベテランの先生が学年主任に
なってしまうわけだ。
すると、学年内で、
主導権をとって、学年をまとめて
いってくれるのだ。
まぁ本来の学年主任である
私としても、
ベテランの先生の年齢もキャリアも上である以上、
裏の学年主任として学年をまとめてくれるのは
ありがたい話ではある。
しかし、
それは同時に
そのベテランの先生の言いたい放題の
状況を作ってしまうことにも
繋がってしまう。
さらに困ったことは
学年で裏学年主任がまとめた意見を
本来の学年主任である
私に言わせようとする人もいるのだ。
「私はこういう意見よ。」
「じゃあ決まりね。学年の意見として、主任のあなたが会議で言ってちょうだい。」
これであるw。
「自分の意見なら自分で言えばいいんじゃないのか。」
「なぜ、全体で意見をするところは主任だからという理由をつけて
私に押し付けてくるのか。」
という気持ちを抑えつつも、これも
私の微妙なポジションのせいもあるのだろうと思い、
自分の意見ではないことを会議で
学年の意見であるがの如く、
話さないといけないわけである。
私自身がその意見に同意なら言いやすいものだが、
自分の中で納得できていない考えを
主任なので言わなければならないのは
なんとも辛いものであった。
それでも、
どうにか会議で
話をしてきたわけだが、
時々、
その私の発言に対して
質問を投げかけてくる先生もいる。
「それなら、こうしたらどうですか。」
「なぜ、そうする必要があるのか詳しく教えてください。」
おいおい、ここまで突っ込まれても
私の意見ではないし、
こんな展開は想定してなかったので
答えようがないではないか。
どう返事をしたらいいか
迷っていて、
そうだ!
「きっとベテランの先生が意見を言ってくれるはずだ。」
「だって、自分が通したい提案だったんだから、何か考えがあるはずだ。」
と期待をしてパッと
そのベテランの先生に合図を送ろうと目線を送ると、
「zzz・・・・」
一瞬目を疑ったが・・・
なんと目を閉じて
うつらうつらと寝ているではないか。
おいおい大事な提案の時に
どういうつもりなんだよ!
あなたの通したい提案をしているんだぞ。
流石にこの時ばかりは
イラっとしてしまったのである。
結果、その提案は
学年で再検討してくるように
ということで返されてしまったのである。
やっぱり
人の意見を自分の意見のように
話すのは難しいもの。
言葉に気持ちが入らないものだ。
イラっとしても気をつけること
以上が
私が過去にイラっとしてしまった
3つのエピソードである。
長年、教師をやっていると
この程度のイラっとすることは
避けては通れない。
しかし、
イラっとしても引きずらず
すぐに切り替えることが大事である。
そんなことをくよくよ
悩んでいては
教師なんて勤まらないだろう。
それから、
大人である教師が
イラっとしている場面を
決して子どもには
見せることがないよう
気をつけたいものである。
それを肝に命じて。
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