こんにちは、今回は【絶対需要あります】教員に役立つ6つのアプリを考案 というテーマで記事を書いていきます。学校の中で「こんなものがあったらいいな」という、いつか誰かに開発してほしいアプリを6つ紹介します。実際にこれがあるだけで、仕事の効率が上がり、ぐっと働きやすくなるので、本当にこれを開発して売ったら儲けられますよ。(笑)
それでは最後までご覧ください。
もくじ
自作プリント共有アプリ
先生方が作った自作のプリント、テスト、指導案を全国の先生たちで共有できるシステムです。
学校専用のシステム内で作ったものは、全国の先生方に公開されます。
そのシステムを利用したい人は、システム運営費を先生方の給料の一部から支払います。このシステムの面白いところは、誰かが作ったものを利用できるというメリットだけでなく、自分が作ったものがたくさんの人に利用されれば利用されるだけ、多くのポイントがもらえるようになっているところです。
システム内で使われるポイントは、ティーチャーポイント。
いや、仮想通貨みたいにかっこよくティーチャーコインにしちゃいましょう。(笑)
良いものを作れば作るほど、たくさんの人に使われる可能性があり、作った人に利益をもたらすことがあるというアプリ。当然、ティーチャーコインは現金化できます。
資料作成に長けている人は、それだけでかなりのコインの収益を見込めます。
ただ、教員の仕事をほっぽり出して、コイン集めだけをすることにならならいように気をつけたいですね。
あくまでも、このアプリは仕事を便利にし、効率化するものであり、使った人も作った人もちょっぴりお得な気持ちになる程度のものです。
もちろん、人気の資料作成者になれば、資料作りだけで、給料の額を超えてしまったなんて人も出てくることがあってもいいとは思っています。
夢がありますからね。
それだけ人の役に立っていて、価値のある情報を提供しているわけですから、適正に評価されるべきです。
収益になる時点で、反対される方多そうですけど、一から資料を作るのって無駄なことが多いので、働き方改革の一環で、過去の資料を活用したらいいのです。
ぜひ、こんなアプリを使ってみたいものです。
学校職員宅配アプリ
学校の先生は、何かと忙しく、夕飯を作る時間の確保も難しく、家で夕食をとるにしても、簡単に済ませてしまうことも多いはずです。
また、独身の方なら比較的遅くまで仕事をし、夕食は外食で済ませてしまうという方もおられるはず。
学校はどの地域にも必ずありますので、最低限の需要が見込めます。教員をしている方は共働きのケースが多く、その場合は、17時、18時に帰宅する方が多いです。
そこから、買い物に行って夕食を作っている方も多いことでしょう。そんな自転車操業の毎日で、家事が回っていないという話もよく聞きます。
そんな忙しい先生方専用の夕食の宅配サービスを考えました。
どんなシステムかというと、夕食を学校に宅配してくれる定額制のサービスです。
週に1日以上からの利用申し込みができます。
このサービスのメリットの1つ目は、申し込みをすると、決まった時間に夕食を配達してくれます。
学校ごとに宅配時間は決められているものの、早くても17時には宅配してくれます。こっそり教員の靴箱に入れてくれています。
届いたその夕食は、学校で食べるもよし、家に持ち帰って家族で食べるもよしです。
また、おかずのみの申し込みも可能で、おかずを持ち帰り、ご飯を家で炊くという方法もできます。
メリットの2つ目は、食料品を注文することができる機能もついています。
このサービスは、スーパーとも提携していて、追加のプランを足せば、食料品も届けてくれるのです。これで、途中で買い物する必要なくなりますね。
「それなら普通のお弁当を宅配したらいいのではないか。」
と思われますが、学校専用の市内巡回の宅配サービスなので、給食みたいにコスト的にお得にできるんです。
そうです、メリットの3つ目は、夕食代の大幅なコストの削減です。
本来、お弁当屋を頼んだり、外食をすると、けっこうなコストがかかります。4人家族だと、5000円くらい使っちゃうのではないでしょうか。
しかし、このサービスは、とにかく安いのです。
なぜなら、申し込みが増えれば増えるほど、価格が安くなる仕組みなのです。市内で同じものを作るので、コストを削減できます。
価格は、最高でも、主食、主菜、副菜の3品で1食500円です。4人分頼んでも、最高2000円。
持ち帰りする人で、量が足りない場合は家にあるもので補えばいいですし、学校で食べる人も量が少なければ大盛にしてもらうことも可能です。
メリットの4つ目は、体に優しい食品が使われているということです。
みなさん、仕事終わりに買い物に行って買い物をするなら、お惣菜や揚げ物など、もう調理されているものも夕食として利用されているのではないでしょうか。
しかし、スーパーのお惣菜や食品ってよく考えて買わないと添加物だらけって知っていますか。
便利だからとか、安いからと言って安易に買って食べてはいけないものもたくさんあります。
知らぬ間に食べて、体調が悪くなっているというケースも考えられます。小さな子どもに食べさせてはいけないようなものも普通にありますから。
でも、忙しいし、時間がないから仕方ないですよね。そんなことを考える余裕すらないと思います。
そんなみなさんの体のことを考慮して、この宅配サービスでは、体に優しい無添加の食材をたくさん使って調理されています。
胃腸を休めるためにも、週に1回でも、体に優しい食品を使った夕食を摂ることは大切です。
もし、このサービスができれば利用する人が広がっていくんじゃないかなぁと思っております。週に1回、夕食を作ってもらえるなら、時間をより有効活用できるし、かなり家事の負担も減らせるようになると思うんですけどね。
共働きの方や一人暮らしの方にとっては、週に1回くらい夕食を作るのを助けてほしいと思っていますから。
毎日、夕食に何を作ろうか、何食べようかと悩んでいる方が本当に多く、絶対に需要ありますよ。
先生GPSアプリ
学校内で過ごしていると、
「〇〇先生はどこにいる?」
「急いで〇〇先生に話すことがある」
という場面がけっこうあります。
そんなときは、たいてい校内を歩き回り自力で探すか、職員室に行って放送で呼び出すかになります。
でも、これって結構手間ですよね?
授業中なら放送の呼び出しはできないですし、貴重な休み時間に、わざわざ職員室に行って、放送しなければならないのです。
放送で呼んでも応答がない時だってあります。
または子どもが、
授業になっても戻って来ずに行方不明になった!
突然体調が悪くなって嘔吐してしまった!
てんかん発作を起こした!
などの時は、
「誰でもいいから近くの先生、すぐに来て!」
という状況で、先生一人で対応するのが難しい時も多くあります。
そんな場面はこれからももっと増えるでしょうから、先生同士がいつでもコンタクトを取れるようなシステムが必要だと思います。
そこで、先生GPSという小さな機械を一人一人に持ってもらいます。
その機械はGPSの機能があり、さらに、近くの先生に
「今すぐ来て!」
「今から行くからそこで待ってて」
などのメッセージをボタン1つで相手に送ることができるのです。
不審者の校内侵入などの緊急の場合は、全員にメッセージを送ることも可能です。
これがあることで、教員の情報伝達がうまくいき、かつ安全に子どもたちを見ていくことができます。
これくらいのシステムなら簡単に作れそうですから、もしかしたら、似たようなシステムをすでに導入されている学校があるのかもしれませんね。
少々お高くても、もうこういったシステムは必要不可欠になってくるのではないでしょうか。
以前、テレビで観たのですが、どこかの老舗旅館で、このようなシステムを導入したことで、非常に情報伝達がうまくいき、結果、お客さんの満足度が上がり、売り上げが伸びたそうです。
学校でも必要なシステムなので、学校用にこれを作ったら絶対儲かりますよ。(笑)
備品共有アプリ
学校内にある備品の数はとてつもなく多く、どこに何があるのか全てを把握することは難しいです。
大体価格が1万円以上するものが備品として学校内で管理されます。
ピアノや理科実験教具などの大きなものなら、管理する場所もある程度決まってきますが、小さいけれど高価な電子教材などの備品もたくさんあるので、一つ一つ覚えておくのは一苦労です。
また、前年度と今年度の先生で片づけ方や片づける場所が違っていることもよくあるので、
「去年ここにあった〇〇がなくなった」
などと探し回ることがよくあります。
新年度に新しい学校に赴任した先生方が、まずこの作業で時間をたくさん取られてしまい、知っている人に聞きながら覚えていかなければならないというのが学校現場の現状です。非常に時間効率が悪いなぁと思います。
さて、こんな現状を打破することになるのが備品共有アプリです。
簡単に言えば、全ての備品をアプリで一括管理できるようになります。
購入日時
使った人の記録
貸出期間
予約されている備品と日時
片づけ場所
など全てです。
探したいものをアプリで検索すると、すぐにどこにあるかわかるようになります。
さらに、学校間の備品共有も可能で、他校にある備品を使いたい場合は、予約を取っておくと、借りることができます。
市内で備品配達係の人が雇われ、巡回しながら、備品を各学校に運んでくれるのです。
備品以外にも各学校に運んでほしいものってたくさんあるので、ついでに運んでくれるようになるシステムです。
1年に1回ほどしか使わないものは市内の学校間で使いまわせたら経済的ですよね。
さらに、このシステムは、備品を管理するだけでなく、備品を運んだり、移動したりする人材も同時に募集できるようになっています。大きな備品の大移動であったり、大きな学校行事に備品を使う時に、お手伝いとして人を呼び込めるのです。
学校は、本当に行事ごとにものを運んだり、片づけたりする様々な業務が多いです。私たちは本来力を入れるべき授業の準備になかなか時間が取れません。こういった問題もこのアプリで人を募集し、呼び込むことでかなり業務の軽減を図れます。
どんな人を呼び込むかと言うと、PTAの中心とした学校にいる子どもたちの保護者です。PTAに一括して募集を募り、学校の全保護者にお手伝いのお願い連絡ができます。1年に1回だけでもお手伝いに来てもらうだけで、随分業務の負担を減らせます。
最近、ニュースで観た内容は、学校は忙しいにも関わらず、PTAなどの地域や保護者の団体に助けてほしいというお願いがなかなかできないというもの。
地域や保護者の団体は、学校から助けてほしいという声がないと動けない、だから声をもっと上げてほしいと思っているということ。
学校側が正直に言えない事情は、
「学校が助けてほしいと声をあげることは、自分たちが楽をしたいと思われるのではないか」
との思いから、なかなか言い出せなかったというもの。
確かに、こういうところ、あるよなぁと感心しながらニュースを観ていました。
でも、アプリとして、お手伝いをお願いできるなら、願ってもないチャンスですよ。
お互いもっと本音で関わり、困っているところを助け合いたらいいなと思います。
思い切ってこんなシステムを導入してほしいものです。
授業システムアプリ(準備・指導法)
授業準備システム
学校の先生方は、教室でする授業以外にも、特別教室で理科の実験や家庭科の実習をしたり、運動場で体育の授業をしたり、休み時間から色々と動き回っています。
次の時間にそういった授業があるときは、急いで準備に取り掛かりますが、授業間の休み時間だけでは間に合いません。
たいていの場合は、授業が始まって10分~15分くらい準備にかかってしまい、時間が足りなくなってしまいます。
そこで、授業準備システムの登場です。これは、少しハイテクな話になってきますが、アプリで予約をしておくと、準備物が教室や運動場に自動でセットしてくれるシステムです。
理科の実験なら、机の上に、ビーカーや丸底フラスコやガスコンロが自動でセットされたり(机の中に埋め込まれている)、家庭科の実習なら、必要な調理グッズが自動でテーブルの上にセットされます。
体育の準備も、体育館の床下から跳び箱などの運動器具が出てきたり、白線を引いてくれたりと自動で準備をしてくれます。
ここまでの機能を備えたシステムは現実的ではないかもしれません。
しかし、道具を機械で一括管理し、道具一式を教室や倉庫から、まとめて出してくれるだけでも十分ありがたいです。学校によって、使い勝手の悪い教室や倉庫があるので。
小さな「車の機械式駐車場のような仕組み」のような機械です。道具さえまとめて出してくれれば、あとは、子どもたちで準備をさせればよいので、かなり時間短縮ができます。
こういったものがあると、先生方は授業に専念できます。
まぁこれも、こんなすごい機械を導入しなくても、アルバイトスタッフを一人雇って、授業のお手伝いに入ってもらったらいい話ですよね。(笑)
指導・支援最適システム
現在の教育現場では、さまざまな障碍を持った子どもがおり、一人一人に合った対応が求められています。
誰一人として同じ子どもはいないので、これまで受け持った子どもと同じ対応をしたからといって、うまくいくとは限りません。
適切な指導法、支援の在り方など、覚えることがたくさんあります。一人一人の教育的ニーズをくみ取り、その子に合った指導、支援をしていくことが求められているのです。
しかし、正しい指導法、支援の方法を的確につかむことは簡単ではありません。長い教員としての経験と、子どもとずっと関わってきたからこそわかることもあるからです。
そこで、今回の指導・支援最適システムの登場です。
このシステムは、教師と子どもの日々の言動や行動をAIが記録していきます。どんなきっかけがあって、子どもがどんな行動したかなどを自動分析し、子どもの特性を正確につかんでくれます。
さらに、その子に合った指導、支援の方法も教えてくれます。さらに、教師と保護者との話し合いも記録し、どんな関りがよいのかも分析して教えてくれます。まさに、AIベテラン教員アドバイザーです。
これで、経験の浅い先生も、子ども・保護者との正しい関わり方を知り、今後に生かすことができるわけです。しっかり、アドバイス通りにできてきたかどうかも管理されるので、その教師の力量も試されるのです。話を聞いてあげられる心の広さと、対応を変化させていく柔軟さが測られるのです。
ちょっと機械に管理されているようで、怖いですけど、いずれこんなシステムが出てくるのは、間違いないでしょう。
成績管理システム
まず、教員一人一人にタブレットPCを配布します。
そのタブレットには、成績処理のシステムが入っていて、クラスと出席番号を登録して使うことができます。子どものテストの点数や授業の様子などを一括で管理でき、採点ごとにタブレットに打ち込んでおくだけで、全て通知表に反映されるようになっています。もちろん、音声認識機能付きで、声に出すだけでも入力できます。
あとは、プリンターから印刷するだけで成績処理が終わってしまうという画期的なシステム。もちろん、指導要録にも反映できるという優れもの。
健康の記録、出欠の記録なども管理でき、プリントにして配布しなくても、データとして各家庭に送ることができるのです。
このシステムは現実的でいち早く導入すべきものです。
必ず開発されるアプリであることは間違いない
いかがでしたか。1つでも、採用されそうなシステムがあったでしょうか。もしかしたら、全国の市町村で、似たようなシステムを導入しているところがあるのではないでしょうか。
業務の効率化の流れは、これからの教育現場でさらに進んでいくことでしょう。
もっと、余裕を持って、仕事ができる環境にしていくためには、ITを使った技術革新が必要です。初期投資を惜しまずに、どんどん新しい仕組みづくりを進めてほしいです。
少しずつ進んではいるものの、まだまだ時間はかかりそうな気がします。
20~30年後には、おそらく、これらのシステムは当たり前のように使われているでしょう。そんな未来が待ち遠しいです。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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