教員・教育関係 運動

【これで運動不足解消】子供が家でできる運動遊びを紹介します

2020年4月17日

 

こんにちは、今回は【これで運動不足解消】子供が家でできる運動遊びを紹介しますというテーマで記事を書いていきます。

 

 

休みの日などは子どもが家にいる時間は長くなるものです。すると、だらだらとゲームばかりしていて、外に全く出ようとしないなんてことも多いでしょう。そうなると、どうしても運動不足になりがち。でも、わざわざ外に出るのも嫌だし、天気は良くないし・・・そんなときは家の中でできる運動を取り入れてみましょう。

家の中で手軽に始められ、楽しく体を動かすことができる運動をご紹介します。対象は5歳から7歳くらいまでです。運動に必要なものも順に紹介していきますが、できるだけ高価なものを使わず100円ショップのものを使っています。運動不足の子どもたちが楽しんで取り組んでくれたらいいなと思います。

 

場の設定

 

 

我が家では、写真のようにリビングにマットを敷きつめています。マットは安全に運動をするには必要不可欠なので、奮発して6枚購入し、奥行きを持たせるため、縦に並べて敷いています。所々、床が見えているところがありますが、ピンクのマットの方向に向けて運動をするため、右端の方は使わないので、マットは敷きませんでした。マットを切って敷き詰めてもよかったですが、もったいないのであきらめました。

各ご家庭でリビングの大きさは異なりますので、工夫してマットを敷いていってもらったらよいと思います。ちなみにこのマットはトランポリン用のマットです。

 

 

 

 

家でできる運動遊び

 

今回の内容は、運動の基本編です。 7つ紹介します。

 

1 走る

 

 

走ることは子どもが最も好きな運動です。奥行きは7~8mほどの短い距離ですが、4~5歳でも一瞬だけスピードに乗った走りができます。マットを敷いていることと裸足であることで、滑って危険ということはありませんでした。もちろん、すぐにスピード落とさないとぶつかってしまうので気を付けて走らせましょう。その辺の加減が分かるのも勉強です。奥まで走ってタッチして戻ってくるなどのルールにすると楽しく走れます。

 

2 カニ歩き

 

 

横向きになって足を開きながら進みます。いわゆるかに歩きです。軽くステップを踏みながら進ませているうちにリズムもつかんできます。手は両手ともチョキのポーズのままで、顔だけゴールの方を向かせ、ゆっくり進ませましょう。ゴールの方をしっかり見ないと壁にぶつかってしまうこともありますので、集中して取り組ませましょう。左右両方の向きでチャンレジさせましょう。

 

3ジグザグダッシュ

 

 

ミニコーンを6つ用意します。それを縦に50cm感覚で並べます。あとはコーンに当たらないようにジグザグにダッシュをしていきます。最初は足がもつれそうになりますが、慣れてくるとスラスラ進めます。普通にジグザグに進むだけではなく、2番のかに歩きの動き(軽くステップし)を入れることで進みやすくなります。また、次の動きに移りやすくするために、上体を少し低くすることを意識するとよいです。コーンの中部方を変えてみたり、コーンを1周するところを作ったりしてみるのも面白いでしょう。

 

4コーンタッチ

 

 

ミニコーンを両端に順に等間隔に置きます。そのコーンを左右にタッチさせながら進ませます。移動はかに歩きのときのように軽く横にステップしながらタッチしにいきます。ちゃんと左右にステップできるようにコーンを置く間隔には気をつけましょう。体を上下に上げ下げすることで下半身が鍛えられます。2~3回やったら飽きてくると思うので、後ろ向きでさせてみたり、タッチするコーンの順番を変えたりしてルールを工夫してみましょう。

 

5ケンケンパー

 

 

一見、簡単そうに見えるケンケンパーですが、小さな子どもにとって非常に難易度の高い運動です。片足で立つというのも難しいですし、片足立ちの状態から一歩前にジャンプし、片足で着地する。それをリズムよく2回行い、最後に足をパーに開く。たいてい子どもはバランスを崩して倒れてしまいます。小学生でもできない子は意外に多いです。子どもの発達段階に合わせて、動きを一つずつ分解して練習をするとよいと思います。まずは片足ジャンプのケンパーからがいいでしょう。左右交互に練習をさせましょう。また、片足でジャンプするという動きが似ているスキップの練習も一緒にするのもよいでしょう。

 

6バランス平均台

 

 

けっこう動いて汗をかいてきたところで次はバランス平均台です。ものの上に乗ったりするのは子どもは大好きなので、この運動は楽しく取り組んでくれるでしょう。慣れてきたら、かに歩きで進んだり、片足で進んだりして動きを工夫してみましょう。写真では縦に並べて置いていますが、マット上にバラバラに広げて乗るのも面白いです。また、スタート側とゴール側にそれぞれ立ち、じゃんけんをして進んでいくゲームや、バラバラに広げたステンレスボールの上で簡単なおにごっこもできます。初めのころは、すぐに落ちてしまいますが、何度か練習していると上手にバランス感覚が身に付き、集中して取り組めるようになります。

我が家では、100円ショップで売っているステンレスボールを平均台として使いました。ステンレスボールは形もサイズもいろいろあるので、いろいろ買ってみて試してください。子どもが乗ると、「ペコッ」とへこむことはあっても簡単に割れたりつぶれたりしません。唯一気をつけることはステンレスボールは滑って動くことがあるのと、マットにステンレスボールを置いて踏むと、ステンレスの金属粉がマットについてしまいます。それらを防ぐためには、ステンレスボールのまわり(マットと接する部分)にセロテープをグルグルと貼っておくことをおすすめします。

もちろん、いろんな平均台も販売されていますので、そちらを購入するのもよいと思います。

 

 

 

7 風船上げ歩き

 

 

この運動は風船をポンポンと上にはたきながら進んでいく運動です。簡単そうに見えてけっこう難しいです。歩く、風船の落下位置を予測する、力加減と飛ばす方向を考えながら風船をはたく、この3つ動作を同時にします。特に難しいのは力加減です。子どもが風船をはたくと、ぽーーんと遠くに飛んで行ってしまいます。なかなかゴールまでたどり着きません。写真にもあるように12回目でようやくゴールできました。(笑)難しそうでしたら、親子で一緒に風船はたきをしたらいいと思います。この運動をすることで、ものを見るトレーニングになりますし、道具を扱う力加減も覚えることができます。

 

子どもが楽しんでできることが大切

 

今回はの7つの運動を紹介しました。どの運動もわりと身近なものばかりですので、運動の機能を高めるという意味でも取り組んでみるのが良いと思います。また、家の中でも子ども自身が楽しんで体を動かすことができることが何より大切です。親子で一緒に取り組みながら運動を楽しさを伝えていってくれたらいいなと思います。

 

-教員・教育関係, 運動
-,

© 2023 元教員の気まぐれブログ