学級経営

子どもに頼られる先生になったらダメな理由とは?

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今回は子どもに頼られる先生になったらダメというテーマでお話していきます。いきなり大きな疑問が浮かんでくるようなテーマですよね。

子どもに頼られたらダメ?どういうこと?なぜダメなの?

などと思うことでしょう。しかし、これは紛れもない事実ですので、それを順に解説していきたいと思います。学級経営にも生かせる重要なお話ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

動画でもご覧いただけます。良かったらご覧になってください。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから教員をやっていこうと思っている方
  • 現在教員をしていて、子どもに頼られることが大好きな方

 

きっとこれから教員を目指す方や現在教員をしている方にとって、子どもに頼られたい、色んなことを教えてあげたいと思って先生を目指す方、先生になった方もいるかもしれません。なぜなら、頼られたり、たくさんのことを教えてあげたりすることは子どものためになることだから、どんどんしてあげるべきだという考えがあるのだと思います。

もちろん、こういう考えを持っていることは悪いことではないですし、教員をしようと思う方にとっては、やりがいに感じられる部分でもあるでしょう。

しかし、本当に子どものことを考えた場合、僕は最終的に子どもに頼られる先生になってはいけないと思っています。

 

その理由は子ども自身が先生を頼ってしまうと、自分で考えて行動する力が育たなくなってしまうからです。先生との信頼関係ができ、子どもから何でも話をしてくれるようになることは良いことですが、一方、先生に聞いたら、なんでも答えてくれると子どもが思うようになっていたら、それはちょっと危ないサインなのかもしれません。

子ども自身が物事に対して、疑問に思ったり、新しいことを知りたいという欲求を持ったりすることは素晴らしいことですが、そこから一歩進んだ「自分で考えて行動できる」ということはさらに大事なことであると言えます。

仮に先生であるあなたが、子どもに「わからないことはすぐに先生を聞こう」なんて思われていたら、ちょっと要注意、黄信号です。子どもは自分で考える癖がついていないと思われます。

 

もし、先生がいなくなった場合に、その子は問題をどうやって解決するでしょうか。方法は3つあるでしょう。

 

1つ目は、他の人を頼って答えを教えてもらうことです。これならわからないことをほったらかしにせず、一応問題を解決することはできます。しかし、問題を解決できたときに、満足感はそれほどではないかもしれません。

 

2つ目は、あきらめてしまうことです。これは一番よくない方法で、子どもにも何も残りません。こういう子は増やしたくないと誰もが思うでしょう。

 

3つ目が一番重要なことで、それは自分で考えて解決するということです。自分で解決するとなると、実は一番時間がかかって、一番面倒くさいことなのです。だからこそ、一番子どもの力を伸ばせるのです。

問題にぶち当たった時、自分一人だと、すーーっとストレートに答えにたどり着くことはほとんどないので、答えに行くまでに、あっちこっちに行って、迷うでしょう。迷いながら、実はここもわかっていない、あそこもわかっていないという気づきも生まれてきます。

この迷う時間が一番重要であり、頭が最も活発に働いている瞬間です。そして、自分で答えにたどり着いた時には、教えてもらったときよりも、もっと大きな満足感、充実感、自信につながります。学習の定着率も教えてもらうよりもはるかに高いことは言うまでもありません。このように、子どもたちには自分で考えて解決できるようになる力を伸ばしてあげないといけません。

 

ということで、自分でなんとかすることができるようになるためにも、学級経営では、できるだけすぐに子どもたちには答えを教えず、すぐに先生を頼るという癖をなくしていかなければいけません。子どもから頼られたり、質問されたりすると、「よーし、先生は何でも知っているから教えてあげるぞ」と言って色々語りたくなるものです。この気持ちもよくわかります。熱心な先生ほどそうなっていまいがちです。

 

でも、これは控えめにした方がいいです。教えすぎると、子どもの主体性を下げてしまい、考える力が育たなくなってしまいます。時に今の時代はネットが普及し、調べればすぐに答えがわかりますが、これで考える力が伸びるとは到底思いません。もちろん、全く教えないというのも、子どもの学ぶ意欲を下げてしまうことにもなるので、考え方を教えてあげたり、調べ方を教えてあげたりしてちょこっと背中を押してあげるくらいの気持ちは持っておくことは重要です。

 

そして、子ども自身が、自分で考えて問題を解決できたと思わせることが何より大事で、先生に教えてもらったから解決できたと思うより何倍も価値のあることです。先生がいたからできたと思わせず、自分でできたと思わせることができるのも1流の先生の技量の一つと言えるでしょう。もちろん、教えること、頼られること全てを否定しているわけではないですが、自分で考えて解決できる力がある方が、きっと将来、役に立つでしょう。ここを意識しておくことが重要じゃないかなと思います。

 

考え方を少し頭の片隅に置いておくだけでも授業の質は変わってくると思います。ぜひ参考にしてみてください。短いですが、今回は以上です。

 

ありがとうございました。

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