子育て

【小学生の保護者は必見です】最近の親のしつけの問題点を考えた

2019年1月25日

 

こんにちは、今回は【小学生の保護者は必見です】最近の親のしつけの問題点を考えた

というテーマで記事を書いていきます。

 

こんな方におすすめ

  • 子育て中のお父さん、お母さん
  • 子どもを叱れないと悩んでいるお父さん、お母さん
  • これから教員をやっていこうと思っている方

 

最近、親が子どもにするしつけが問題視されています。いつも時代にも、親の教育について様々な論争がありますが、近年の親のしつけの傾向として見えてきた問題点がありますので、それについて書いてみようと思います。

 

 

子どもを叱らない親たち

 

親がお店のマナーを守れない子どもを注意しない?

 

まず、最初に取り上げるのが子どもを叱らない親についてです。テレビのニュースを観ていて、こんなテーマの特集が組まれていました。ニュースの内容は、お店側が子どもの行儀の悪さを注意しない親を見かねて、小学生未満の子連れの入店を断る対応をしているという話です。行儀の悪さというのは子どもが、注文した料理を食べたら「これ!まずい」と大声を出したり、店内を歩き回ったり、別の客が食べている料理に「これ食べたい!」と指をさしたりしているのです。

このような行為はお店側やお客さんに迷惑がかかることは言うまでもなく、お店の質を落としかねない大変な行為です。しかし、あろうことかこれらの子どもの迷惑行為を親が見つけても注意をしていないという実態があるというのです。

家の中では、子どもが食事のマナー違反・行儀の悪い行動があっても他人に迷惑をかけることはありませんが、一歩外に出てお店などに行くとそうもいきません。公共のマナーやルールが適応されますので、子どもであっても周りのことを考えて行動させなければならないのです。これが親の務めです。今回の問題をお店側は子どもの行儀の悪さよりも叱らない親に問題があると考えているのです。

 

 

なぜ親は子どもを叱らない?

 

理由の1つ目に、親たちがが子どもを我慢させているという心理があるようです。例えば、親同士でおしゃべりに夢中になって、ついつい話が切り上げられないことがあると思います。でも、子どもたちは徐々に疲れてきていて早く帰りたいと合図を出しているにも関わらず、親たちはその声に耳を貸さずに楽しいおしゃべりを続けてしまう。そうなると、少々の子どもたちの迷惑行為も見て見ぬふりをしてしまうということになるのです。子どもたちが飽きてきて迷惑行為をしていても、自分たちのせいだから注意ができなくなってしまうわけです。

 

理由の2つ目は、子どもに嫌われたくないという心理があります。子どもの年齢にもよりますが、子どもは親から注意されることを嫌います。徐々に反抗をしてくるようにもなるし、親としても反抗されてまで、細かい注意を言うのがわずらわしくなってくるものです。家庭の中でそんな状況になってしまっていると、外に出てお店に入ってもはやり注意をためらってしまうのでしょう。あまり言いすぎて反発されるのは嫌だという心理です。

 

理由の3つ目は、外で親が子供を叱っている姿を周りの人に見られたくないという心理です。子どもが反発し、言うことを聞かないと真剣に叱らなければなりませんが、それを他人も見られるのは恥ずかしいものです。そんな思いをするくらいなら、目をつぶってしまおうと思ってしまうわけです。だいたいこのような理由から親が子どもを叱らない、叱れないという問題が起こってきていると推測されます。

 

 

親は子どもに遠慮などしなくていい

 

同じように子どもを持つ私の意見を言わせてもらうと、親だったら、自分の子どもに遠慮なんてしなくていいです。これから社会の中に出て行って生きていく子どもたちに一般常識であるマナー・人に迷惑をかけないことを教えないで困るのは誰でしょうか。

 

一番困るのは、注意をされなかった子ども自身です。親ならば、嫌われても大事なことは、家であろうが、外であろうが、注意しなければならないでしょう。大体叱ったくらいで親のことが嫌いになったりするものでもないですよ。子どもがかわいいからというのもわかりますが、迷惑をかけたときは、歯を食いしばって本気で叱ってやらねばならないでしょう。

一昔前では、周りに迷惑をかけようものなら、見知らぬ方からでも、叱られたり、どなられたりしたものです。そういった中で私たちは育ってきました。ただ、今はもうそんな時代ではなく、他人の子を叱ろうものならその子どもの親が逆切れしてくることさえありますからね。そんなご時世だから他人の子を叱れないのはしかたがないです。

 

だからこそ自分の子どもにだけでも、してしまったことについて、どうしてダメなのかを伝え、子どもにちゃんとわからせることは大事です。子どもは吸収が早いのですぐに覚えられるはずです。もし、全く聞く耳を持たないようなら、そこは本気になって怒っているということを言葉と態度で示してもよいでしょう。ダメなことはダメだと一貫して曲げない信念をこちら側が伝えるのです。そうやって、子どもたちは良いこと、悪いことを覚えていくのだと思います。

 

 

親が子どもを叱らない弊害

 

これからまだまだ親が子どもを叱れないというケースが出てくるかもしれません。そうなると、社会はどうなっていくのでしょうか。実際に、今回ニュースに取り上げられていた「子どもの入店を禁止する」といったお店の対応が増えてくるかもしれません。お店側が親に注意するように言っても何もしてもらえなければ

「そんなお客さんには来てもらわなくてもけっこうだ!」

「入店禁止しよう!」

とするお店側の気持ちもわからなくはないですね。店側が直接子どもを注意することもできないですからね。じゃあその子どもが入店禁止になっていったい誰が損をするのか。もちろん、それは子どもとその家族であるということです。結局、最後は子どもにしわ寄せがやってくるのです。本来子どもは社会全体で育てていくという考えがあり、子どもだからある程度のことなら許されることもたくさんあります。しっかりと親にしつけられ、正しいルールやマナーを身に付けながら成長していく準備期間を子どもは与えられているのです。

 

しかし、その期間に親が子どもを言動を注意できないとなると、やはり話は変わってきます。社会が親の変わりはできないので、今回のケースのお店側の対応も増え、子どもを受け入れてくれるお店が減るということになるでしょう。なんとも悲しい話です。子どものしつけに躊躇することなんてないですよ!勇気を持って、子どもを叱ってください。その一つ一つの言動で、子どもたちは、きっと、人に迷惑をかけることなく立派な大人に育っていきます。さぁ勇気を持って子どもを精一杯叱ってあげましょう。

 

 

子どもに正しい言葉遣いを教えない親たち

 

なぜ、親は子どもに正しい言葉遣いをしないのか?

 

最近の街中を歩いていると、「お前、早くしろ!」とか「あほ、バカ、いい加減にしろ!」などとキツイ言葉を遣っている親を見かけませんか。子どものことでつい感情的になってしまうこともわからなくはないですが、大人が発している言葉一つ一つは、子どもの成長にとって、大きな影響を与えています。

それなのに、なぜ親たちは子どもに正しい言葉遣いをしないのでしょうか。

それは、大人が正しい言葉遣いを知らないからでしょう。近年、間違った言葉遣いが問題視されており、短く略した言葉で伝え合ったり、本来の意味をわからない言葉を遣ったりすることが増えてきました。日々の忙しさでゆっくりとコミュニケーションを取れなくなってきていることも考えられます。

言葉は、本来人々の心の中に届いた時に初めて言葉としての価値があり、それが言葉の力と言えます。言葉の力によって、お互いが、嬉しい気持ちになったり、感動したりする一方で、腹が立ったり、悲しくなったりすることもあり、言葉は人々の心に大きな影響を与えていると言えます。それほど、言葉の力は絶大です。その言葉の影響力が低下してきていることで、正しい言葉を遣うという意識そのものが低下してきているのだと思います。

言葉はうまく操れるようになると、人生が豊かになると言っても過言ではないです。子どものうちから、正しい言葉遣いを身につけると、人間関係を円滑に築くことができ、この先の人生においても、きっと得をすることが多くなるでしょう。

 

では、どうやって子どもに正しい言葉遣いを身に付けさせればいいのでしょうか。

それは、まず私たちが正しい言葉遣いを知り、それを子どもとの会話の中で遣い、教えていくことに他になりません。私は教員をやっていたということもあり、言葉は特に意識して遣ってきました。注意、指導もたくさん行ってきましたが、常に受け手の気持ちを考えながら伝えるようしてきました。

正しい言葉遣いを子どもに教えるのは私たち大人の役割であり、まず私たち自身が正しい言葉遣いをするように気をつけなければいけません。

 

では、正しい言葉遣いとは、具体的にどんなものでしょうか。良い言葉遣い、悪い言葉遣いを例に出しながら説明していきます。

 

 

良い言葉遣いとは・・・

 

子どもと話をする時には、丁寧な言葉遣いをすることと肯定的な言葉をかけることが大切です。丁寧な言葉遣いというのは、「~しよう」「~するよ」「~だよ」などと子どもに合わせた言葉遣いをすることです。学校の先生ならば、「~しましょう。」「~です。」などと丁寧な言い方をするのがいいでしょう。

 

その子の名前を呼ぶときに、「お前」「こいつ」といった言葉はつかうことなく必ず名前で呼んであげます。子どもに指示を出したい時も、「早くやれ」ではなく、「早くしよう」「早くしなさい」という言葉を選びましょう。肯定的な言葉というのは、誰もが言われて嬉しくなるような言葉です。「頑張ったね」「すごいね」「えらかったね」などと、子どもをほめる時につかう言葉であったり、「無理しなくてもあなたらしくいたらいいよ」などと、その子自身の存在を認めてあげるときにつかう言葉です。こういった言葉を適切につかうことで、子どもも正しい言葉遣いを覚えていきます。肯定的な言葉のシャワーをたくさん子どもに浴びせることで、子どももそういった言葉を覚えます。子ども自身が何事にも自信を持って取り組めるようにもなります。人に対しても、正しい言葉遣いで話ができるようになります。こういう言葉のシャワーをいつも浴びている子の心は安定していることが多いです。

 

 

悪い言葉遣いとは・・・

 

一方、否定的な言葉とは、「お前はいつもできないバカだ。」「どうせお前には無理だ。」などと子どもを否定してしまう言葉です。否定的な言葉をいつも浴びてきている子は、友だちに対しても同じように否定的なものの見方をし、いつも自信がなく、「できないことはダメなことだ」という意識が強い子になっています。自分が小さな頃からずっと言われてきた言葉なので、当たり前のように、他の人に対しても、否定的な言葉をつかってしまいます。そんな言葉をつかうと、当然周りの人から、反感を買い、たちまち嫌われてしまいます。

 

また、相手を傷つけてしまうこともあり、その子の周りから友だちがいなくなり、否定的な言葉をつかう子ども自身が辛い思いをすることになります。こういったことにならないためにも、大人は責任を持って子どもの言語環境を整えてあげる必要があります。街中で、親が子どもを大きな声で罵り、きつい言葉をぶつけている場面を見かけることがありませんか。子どもに対して、「このバカ!」「何度言ったらわかるんだ!」などと感情的に怒っているのです。子どもが言うことを聞かずに腹を立ててしまう親の気持ちもわからなくはないです。私たち大人も人間ですからね。しかし、公衆の面前で叱られるのは子どもはより傷つくし、大人はそんな場でこそ、ぐっと我慢して関われるようになる努力は必要です。大人が我慢して関われるようにならないと、子どもも我慢できる子になるはずがないです。

否定的な言葉を小さな頃から言われ続けている子どもは、きっとお友だちにも同じような言葉遣いをし、人を傷つけてしまうことになってしまいます。

 

 

間違った言葉遣いをした時の返し方

 

大人がどれだけ子どもに言葉の教育をしていても、子どもは、間違った言葉遣いをしてしまうものです。誰かの言葉を覚えてくることもあるでしょうし、わざと間違った言葉遣いをする方が、楽しいという理由からつかうこともあるものです。そんなときは、以下のような対処をしましょう。

 

言い直しをさせる

もし、間違った言葉遣いをしてしまった時は、一度立ち止まらせ言い直しをさせましょう。「ちょっと待って!今の言い方、言い直して。」「その言い方は、人を嫌な気持ちにさせるので、もう一度言いなさい。」などと言ってあげると、子どもはドキッとするはずです。子どもによっては、何の悪気もなくきつい言葉をつかう子どもがいます。そんな子どもは、幼い頃から悪い言葉をつかう習慣が身についてしまっています。修正するには、できるだけ早い時期からやってあげる方がいいです。言い直しをさせ、「できたらほめる」を地道に根気強く続けていくことです。

 

気持ちを考えさせる

言い直しを求めても、できないようなときは、相手の気持ちを考えさせるように促しましょう。例えば、「その言い方をされたら、相手はどんな気持ちになると思う?」「そんな言い方を自分がされたら、どんな気持ちになる?」などと言ってあげて、振り返らせるようにします。そこで、気持ちが言えたのなら、もう一度、言い直しをさせてあげればいいです。言えずにだまってしまう場合は、しばらく待ってあげます。それでも、何も言えない子もいるはずです。そんなときは、さっと助け舟を出してあげて、答えを教えてあげてもいいでしょう。

気持ちを考えるということも地道にやっていくことは非常に大切です。

 

本人のために伝える

これも非常に大事だと思います。大人が本気の姿勢を見せなければ、一度身についてしまった子どもの悪い言葉遣いを変えることは難しいです。その言葉を遣うことがなぜダメなのか。じっくり時間をかけて子どもに考えさせなければなりません。簡単に大人が見過ごしてしまうと、子どもも、本気で変えようと思いません。ただ、「正しい言葉を遣いなさい」「そんな時は、○○っていうのよ。」といくら伝えてもすぐには変えられません。(この言い方自体悪いわけではないですが・・・)

「あなたのためにも言っているのよ。」「あなたが、人を傷つける人になってほしくない。」「誰にでも優しい子に育って欲しい。」というその子を思ったメッセージと一緒に伝えていくことが大事です。子ども自身も「自分のために言ってくれているんだ。」という風に受け止めれば、きっと気持ちも変わり、少しずつですが、気をつけるようになってきます。だから、その子への伝え方も工夫して伝えていかなければなりません。

 

 

子どもが損をしないために

 

家で大人が子どもに浴びせている言葉は、子どもが学校に行ったときに、そのままその言葉を使います。つまり、その子どもの言葉を聞いて、その家庭の言語環境がわかってしまうのです。当然、周りの人は「あの子は、乱暴な言葉遣いをするから、きっと親もそんな言葉を使っているのだろう」と思います。全ての子どもに当てはまるとは限りませんが、大抵はそう思われてしまいます。子どもが正しい言葉遣いができないのは、大人の責任であり、とても恥ずかしいことなのです。

 

だからこそ、私たちは、子どものより良い成長のためにも、私たちがよいお手本になって言葉の教育をしていかなければなりません。もし、子どもの言葉遣いが気になっているという方がおられるなら、まず、大人である私たち自身の言葉遣いを見直す必要があります。

「今の言い方は、子どもを否定していなかっただろうか?」「ちゃんと子どもの気持ち、思いをくんであげた言い方だっただろうか?」などと振り返ってみましょう。子どもに発する言葉はもちろんのこと、大人同士の会話の中でも、きれいな言葉遣いを心がけるべきです。そういう日頃から意識しておくことで自然とできるようになり、子どもも見習い正しい言葉遣いを覚えられます。子育てをしていくにあたって、普段遣っている何気ない言葉を一度見直してみるのもいいでしょう。

 

 

子どもに我慢を教えない親たち

 

このような親も近年本当に増えてきたなと実感しています。親が子どもにさせる我慢というのは、子どもの意のままにさせず、嫌なこと、辛いこと、しんどいことがあっても、それを乗り越えさせようと働きかけをすることです。

 

なぜ、親は子どもに我慢を教えなくなったのか?

 

まず考えられることは、子どもに我慢をさせることと子どもの意思を尊重することを混合して考えてしまっている点です。親が子どもに我慢を教えるべきところと子どもの意思を尊重するべきところの基準を明確に持てていないのです。

例えば、食事について考えてみましょう。親は好き嫌いが多い子どもに対して、好きなものだけを与えてしまうことがあります。今は、子どもの食物アレルギーや偏食を理解することが当たり前になっています。このようなことと混合して考えてしまい、子どもの意思を尊重することが良しとされているところがあります。子どもの自由な意思を尊重しながら、いつも自由に好きなものだけ食べさせている環境で育てば、子どもはどうなるでしょうか。大人になればそのうち食べられるものもあるかもしれませんが、それでも食べられるものに偏りはあるでしょう。栄養のバランスは崩れていると、これから成長していく子どもの体にとってよい影響を与えないでしょう。やはり本来は「好き嫌いせずに何でも食べること」を教えていかなければならないのです。

 

教育の問題でもある不登校についても、子どもに我慢が足りないと感じる部分があります。いろんな家庭環境があり、心身の問題を抱えているケースもあるので、全ての子どもに当てはまるわけではないですが、親は子どもの意思をあまりに尊重してしまい、簡単に学校を休ませてしまうのです。学校を休むこと自体を簡単に考えてしまい「学校は行くべきところ」「熱がないなら学校は休んではいけない」ということをしっかりと教えていないのです。

 

もう一つ考えられるのは、親自身も我慢ができない人が増えてきているという点です。

例えば、スマホに夢中になっている親は多いですが、そのような親に子どもが「私も、僕もゲームをしたい」と言ってきたらどうするでしょうか。おそらく、自分がずっとスマホを触っていることを後ろめたく思い、子どもにもゲームをさせてしまうでしょう。我慢ができる親なら、このようなことを教訓にして、これからは自分もスマホを制限しようと思い、子どもにもゲームをする時間を決め、お互いに我慢をしていくよう話をするはずです。

また、子どもにゲームをさせていると静かになるので、その間に家事を進めることができたり、自分の自由な時間も作りやすかったりします。そこに親と子の間にルールがあるなら、必ずしもダメなことではないかもしれないですが、それでも時には、しつけとしてゲームから離れる時間も必要だと思います。

 

 

我慢ができるとどんな力が身に付く?

 

我慢ができることは必要な力だと言えます。これから大人になっていく上で、しんどいことや辛いことも経験しなければなりません。いつでも自由気ままに生活していくことなど簡単ではありませんので、我慢をすることでうまくいくこともあります。学校行事について、友だち関係について、習い事について、何をするにも「したいこと」だけすればいいわけではなく、「しなければならない」こともあります。それを経験していくことで、しんどいことに打ち勝つ免疫を育てることにもなります。

最終的には「したいこと」を集中的にしていくことは大事ですが、それまでには、我慢する場面がたくさんありますので、子どもの頃から我慢する力を身につけてつけておかないと、「やりたいこと」をする前に挫折してしまうなんてこともありえます。

このようなことから、子どもに我慢をする力が身についたら、自分で「やりたい」「チャレンジしたい」と思って取り組んでみたこと中で、しんどいこと、うまくいかないことがあっても踏ん張れるようになるはずです。

 

 

子どものしつけは誰がするべきか

 

最後に子どものしつけは誰がするべきかについて考えてみたいと思います。

テレビで観たのですが、仙台市で子どものしつけを保育園で行う取り組みをしているらしいです。本来は親であるはずが、保育園で子どもをしつけるというのです。もちろん、その地域それぞれ色々な家庭の背景がありますので、一概にダメだとは言えないですが、しつけは最終的には親がしておかなければならないことです。もし、それを始めから学校や他の人に丸投げしてしまおうと考えているとしたらそれは違います。

もちろん、しつけができない環境の家庭や色々な発達の特性を持っている子であれば力を貸してもらえばよいです。精一杯子どもと向き合い、それでもできていなくところは園や学校にまかせたらいいんじゃないでしょうか。初めからお任せではなく、家庭での努力、親の協力はまず必要不可欠です。

 

子どもの将来を考えた中で、しつけを教えていくためには、親が子どもとしっかりと向き合うことが大切です。子どもをよく見ないと、本当に必要な我慢なのかどうかがわからなくなり、判断がブレてしまい、軽率な判断に流れてしまい結果甘えさせてしまうことも多いです。今一度、子どものしつけについて家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまで。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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