教員・教育関係

【教員採用試験】落ちた時のメンタル対処法と対策

投稿日:2020年10月2日 更新日:

 

こんにちは、今回は教員採用試験に落ちた時のメンタル対処法と対策というテーマでお話をしていきます。

 

こんな方におすすめ

  • 教員採用試験で不採用になった方
  • 教員採用試験に合格できずショックを受けている方
  • これから教員採用試験を受けようと思っている方

 

教員採用試験の合否は、10月頃から順次発表されていくことでしょう。最終試験まで行った人はドキドキしながら結果を待っていることでしょう。

残念ながら、不合格の通知が届き、

「ショックを引きずっている」

「なかなか立ち直れない」

という方もおられるかもしれません。

 

今回は、そんなメンタルをやられてしまった方に向けて、次回の採用試験まで、どうやって気持ちを切り替えたらいいか、どのように過ごしていけばよいかを紹介していきます。

 

 

教員採用試験に落ちた時のメンタル対処法は4つ

 

面接なんて時の運と知る

 

採用試験で面接をしていない人は当てはまりませんが、最終試験まで行った人は、きっと面接がうまくいなかったと思い悩むことでしょう。

 

「試験官の質問にうまく返せなかった」

「あの場面ではあのエピソードを話した方がよかったのかも」

など、面接の受け答えの内容に意識が向いてしまいちです。

 

 

しかし、私の考える合否の本質は、面接の受け答えができた、できなかったなどで測れないと思っています。もちろん、全く関係ないとまでは言いませんが、それよりも大事なものがあります。

 

それは面接官との相性です。

面接の際、面接官があなたに好印象を抱くかどうかは重要ですが、その好印象の決めては面接官との相性なんです。

 

 

面接官は私たちが想像もしていないようなところをみていることもあります。例えば、それは外見です。

初対面の人を判断するときに、その人の外見が大きく左右すると言われています。人の好感度を決めるのは見た目が9割という話もあるくらいです。

パッと見た印象で、合否が決まるくらい外見が大事なのです。

面接官が受験者を見て、

「この人先生としてやっていけるか不安だな」

「表情に自信が感じられないな」

「なんか落ち着きがなさそうな人だな」

などと瞬時に判断します。これで大体決まる可能性が高いのです。

 

 

「こんなことで合否が決まってしまうなんてありえない」

と突っ込みたくなるかもしれませんが、人が人を判断するなんてこんなものです。

そもそも10分~15分話しただけで相手のことがわかりますか。わかりようがないです。

だから、外見や第一印象を判断材料にせざるを得ないのです。

 

 

これまで面接対策として、受け答えの内容に重点を置いて準備してきた人にとっては、にわかに信じられないかもしれません。しかし、面接などこういうものです。

だから、不合格になった方は、相手が好印象を抱かなかっただけだと思っていたらいいんです。そもそも不合格に明確な理由なんてなく、合格との差なんて大してないんです。

 

 

事実、現場でバリバリ活躍している常勤講師(臨時的任用教員)の方が、毎年採用試験に不合格になっている話をよく聞きませんか。

なぜ、あなたが不合格なのっていう方が!だからそんなものなんです。面接官の好みに合うか、それが大きいんです。

 

私の後輩にも常勤講師の方がいます。

その方の話によると、面接の際、2年連続で偶然にも同じ面接官に当たったようです。案の定、結果は不合格。そして、その面接官に面接をされた方は不合格者が多かったとか。

こんなことを言い出したらキリがないですけどね。

ということで、面接で不合格になって思い悩んでも時間の無駄です。今年は運がなかったなと思って切り替えて、さっとと次の準備をしましょう。

 

 

まぁ真実はどうであれ、投げやりになったらダメですよ。自分が気付ける範囲で、一つずつ改善点を見つけ訂正していく努力は必要です。面接官の好みで決まるなら、面接官好みを演じればいいのです。

まずは、第一印象をよくするために対策を立てていきましょう。

 

第一印象をよくするための練習のおすすめ方法は、自分が話している姿を動画撮影して見てみることです。

「自分って目線がよく泳いでいるな」

「終始手が動いているな」

など意識していないところに気づくはずです。

また、動画を友人や身近な人にも見てもらって意見をもらうのもよいかもしれません。人前で話をするというのも慣れなので、これを繰り返しやってやっていきましょう。

 

 

今年合格しなければいけなかった理由があるのか

 

なかなか立ち直れない方に聞きます。

今年、採用されなければならなかった理由が明確にありますか。

 

おそらく、今年でないといけないと理由はないのでしょう。来年も採用試験は受けられますよね。

今年こそという気持ちで臨むことは大事ではありますが、絶対に今年でないといけない理由なんてないと思います。

 

教員採用試験の初受験で合格しなければできないことなどありません。変わるのは年齢くらいです。

その次の年に常勤講師をしておけば、給料だってちゃんと上乗せされていきます。

 

 

ちょっと厳しい言い方ですが、不採用で何か月も引きずってしまうほどショックを受けてしまう人に、果たして教育現場が勤まるでしょうか。

教員の仕事なんて、日々失敗の連続です。仕事がうまく進まず落ち込むことも多いし、管理職・保護者に言いたいことを言われ、へこむことも多々あります。

しっかり受け止め、反省する場面も必要ですが、何日も引きずっていては先生は勤まりません。

 

教員として長く勤めるには何をおいても強いメンタルが必要です。失敗しても、すぐに立ち直る切り替えの早さが求められます。むしろ、自分は悪くないぞと思えるくらいの図太さがある方がいいです。

 

「言われてみれば来年でもいいかな」

と思えてきましたか。

そろそろ、くよくよした気持ちからおさらばしましょう。

 

 

「自分は教諭になってこれをするんだ」という強い気持ちさえ持っていれば、いつか合格できますよ。

 

 

講師をやって自信をつける

 

講師には、常勤講師、非常勤講師がありますが、やるなら常勤講師をおすすめします。

人によっては

「採用試験に落ちて悔しいから、家で1年浪人して勉強に集中する」

「1年時間を確保して、筆記試験や面接対策をするぞ」

などと思う方もいるでしょうが。これはおすすめしません。

その理由は、絶対に講師を経験しておく方が採用試験に合格しやすくなるからです。

 

 

学校現場が求めている人材は常に即戦力です。学級担任として、しっかり1年持ちこたえてくれる人が欲しいのです。

今はどこの学校現場も人が足りていないので、引く手あまたと言われています。今はまだまだチャンスなので、きっと依頼の声がかかるはずです。講師を希望する際、多少は自分のしたい職種、強みを生かせそうなポジションを選ぶこともできるはずです。

 

 

講師として勤めたら、そこで授業の進め方や子どもとの関わりを学んでいきます。自分の得意なところを見つけ、伸ばすこともできます。しっかり自分の強みを伸ばせば、自分の苦手な部分の対処法が見えてきたりもします。

 

人前で話すのが苦手だという方は、面接対策なら一度離れてみて、思い切って現場に飛び込み先輩教員や保護者とたくさん話をしましょう。人前で話すこと際の言葉遣い、周りの人への気配り、思いやりなど、教員として大切なことが見えてくるようになるのです。

しだいに人前でも上手に話せるようになっていきます。それはきっと採用試験の面接にも生きます。

 

 

それから、現場には採用試験合格に向けて頑張っている講師の方が他にもたくさんいます。そんな方とのつながりができ、一緒に試験に向けての交流ができたら励みになりますし、楽しいですよ。

 

 

もし、常勤講師を引き受けるなら、精一杯頑張って取り組んでください。おそらく勤務した4月1日から忙しくて採用試験の勉強はできなくなります。

それまでに筆記試験の勉強はある程度やっておくことをおすすめします。

 

常勤講師と言えど勤務形態が正規の教員と同じになりますので、仕事量も半端ないです。

不合格になったことを落ち込んでいる余裕なんてないです。忙しさが忘れさせてくれます。とにかくその仕事だけに全力投球です。

 

 

常勤講師をする以上、その学校の先生方に認めてもらえるくらい良い授業をし、良い学級を作っていきましょう。試行錯誤をしながらやっていくことで、自信もついてきます。

あとは、夏休み前に試験に向けて準備を始めたらいいです。準備と言っても、面接に関しては現場でやってきたことをそのまま話すだけです。

 

 

不採用で落ち込んでいるくらいなら、頭を切り替えるためにも、講師をやってみてはいかがでしょうか。

 

 

12月まで全力で遊ぶ

 

不合格になって、前向きな気分にならない方は、とりあえず12月までゆっくりしてください。それまでは余計なことを考えないことです。

 

長期間、ショックで寝込んだり、落ち込んだりしていても時間がもったいないですよ。

いずれ働くことになったら、自由な時間が減るので、今のうちにやりたいこと、行きたいところにいって、色んな経験をしておきましょう。

 

 

できれば、家から出て、体を動かして、人としゃべって、笑って過ごしてください。これが繰り返していれば、不合格のショックなどすぐに忘れて元気になっていますよ。

 

 

「教員になった時に、子どもたちに楽しい思い出話を聞かせてあげよう」

などと理由をつけて、いろんな所に遊びに行くのです。どんな経験も子どもたちへの話のネタになるものです。

 

合格している人は、

「4月に向けて準備をしておかなくちゃ」

と思って、あまり遊びに集中できないものですが、不合格の人ならそんな心配いりません。

 

講師のお仕事が決まればそこから準備をしたらいいので、今は気分転換のためにも遊びまくりましょう。

 

 

自己分析と採用試験対策

 

年が明けて、1月からが新たなスタートにしましょう。

次年度の講師登録を済ませ、3月までの3か月間の採用試験勉強計画を立てておきます。特に、自己分析と苦手分野の克服に向けて取り組んでおきましょう。

 

自己分析とは、今の自分に足りないものは何かを考えることです。採用試験に合格できなかったのは、何が足りなかったかを自分なりに分析することです。

筆記試験がダメだったのか

面接がうまくいかなかったのか

小論文の内容がうまくまとめられなかった・・・

色々考えられることがあるはずです。自分で物事を考える癖をつけるためにも自己分析はおすすめします。

 

自分で苦手分野がわかっているなら、3月まで済ませておきましょう。筆記試験が苦手ならひたすら過去問の反復練習です。

 

論文なら、テーマを絞って取り組みましょう。

論文の対策は、論文のいくつかの書き方のパターンを覚え、それを色んなテーマでまとめていく練習です。おさえておきたいテーマは、いじめ、不登校、信頼される教師像、このあたりはしっかりとまとめられるようになりましょう。

 

面接は、正直、運の要素もあるので、あまり細かなことは言えませんが、現場でベテランの先生と議論できるようになると上達します。

例えば、学校の行事について、みんなに納得してもらえるような提案をたくさんしてみるのです。きっとベテランの先生から、いろんな意見をいただけるので、その意見をもとに自分の考えを深めていくのです。

そんな風に仕事を打ち込んでおくと、論理的に説明する力が鍛えられます。

 

 

不合格が3年続いたら対策を見直そう

 

教員採用試験の不合格が続くことなどよくあることです。その年によって、倍率も変われば、出会う面接官も変わってくるからです。

それほど悲観的になることもありません。

 

 

ですが、もし、不合格が3年以上続いていた場合は、これまでの自分の採用試験対策を一から見直してみてもいいかもしれません。

 

勉強の比重を違う分野に変えてみようか

見た目を変えるためにイメチェンをしてみようか

話し方の癖やなまりを意識し、言葉遣いを変えてみようか

他府県での受験も視野に入れてみようか

・・・などなど。

 

このように、これまでしてきたことから少し変化を加えてみることで、また違った結果が生まれたりもします。

一度リセットして、対策をやり直してみましょう。

 

 

最後に

もし、採用試験が不合格で悔しいという気持ちがあるのは、それくらい頑張って採用試験に向けて向き合ってきたという証でもあります。

だからこそ、引きずったり、立ち直れなかったりするほど、悔しい気持ちがあるのでしょう。

 

これから教員として活躍していく上でこういう気持ちを経験しておくことは大事なことだと思います。

簡単に合格できる人より、何度も壁にぶち当たって、コテンパンにやられても立ち上がり続け、やっとの思いで合格できた人とでは、合格の重みは違います。

 

不合格を多く経験した人の方が、教諭として取り組む思いも強くなるんじゃないかなと思うのです。

 

不合格の経験はきっとあなたを成長させてくれるでしょう。

そこから立ち直り、また一歩ずつでも前を向いて進めたなら、もっと大きな力を与えてくれるはずです。

 

 

いつか合格して学校で活躍されることを願っております。

 

 

今回はここまでです。

ありがとうございました。

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