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【自分は教員に向いてない】と思っている方に伝えたいこと

投稿日:2018年12月11日 更新日:

 

今日のテーマは、【教員に向いてない】と思っている方に伝えたいこと

というテーマで記事を書いていきます。

 

 

こんな方におすすめ

  • 教員に向いてないかもしれないと自信がない方
  • 教員が辛くて、しんどくて、辞めたいと思っている方
  • 教員をやっているが、いつも失敗ばかりで、自分に自信がない方

 

教員をこれからやってみようとは思うけれど、自分には無理ではないか・・・向いてないのではないか・・・などと思っている方がいらっしゃるかもしれません。

 

また、実際に勤務して自分に教員は向いてないから勤まらないなどと感じている方もいるようです。教員というお仕事は忙しく日々色んなことが起こります。子どもが学校にいる間は、子ども同士のトラブル対応、毎時間の授業準備。放課後になっても、保護者への連絡、研修、打ち合わせ、提出期限がせまった指導案作成、テストの〇つけ、明日の授業準備などなど。やることが多すぎて、色々な疲れがたまり、ストレスも溜まってきているという方も多いでしょう。

 

この中でも、特に疲れを増幅させるのが保護者対応でしょう。初期対応を間違ってしまうと対応に時間と労力が必要になり、精神的にも肉体的にも疲弊します。そんなことが毎日続いてくると、

「やっぱり自分には教員は向いてないのかもしれない・・・」

「しんどくて限界だ、もう辞めたい」

などと感じることもあるでしょう。

 

もし、そのように少しでも感じておられるのなら、これからお話する適切な対処法を実践していただきたいと思います。そして、私の経験談も合わせて読んでいただき

「まだまだ大丈夫、頑張れる!」

という元気と勇気をお届けしたいと思っています。どうぞ最後までご覧になってください。

 

 

教員が向いてないと思っている先生方へ

 

心の持ちようを変えてみよう。

 

湖を眺めている人のイラスト

 

どんな仕事でもしんどい時期は必ずあることを知っておきましょう。でも、そんな状態がずっと続くことは絶対にないという心構えも持っておきます。担任をしていて学級が崩れてきていてしんどいと感じているとしても、きっとそのうちうまく運営できるようになります。学校側があなたのキャリアと人柄を見てあなたに受け持ってもらうクラスを考えてくれています。決して無理を押し付けているということはありません。

 

この仕事をしていると、そんな時期は必ずあるものですし、今その時期をしっかり耐えることができれば、大きな成長にもつながります。どんな環境でもうまく順応する力がついてきますし、要領もよくなってきます。

特に慣れない始めの時期は、仕事がうまくいっていない原因と向き合いながら、子どもの指導力、保護者対応力を身につけていってください。大丈夫です。きっとそこを乗り越えたら今より強くなれますから。

 

一方で所詮仕事だと割り切る気持ちもあっていいと思います。たかが仕事です。命を取られたり、死ぬわけではないので、それくらい気楽に考えてやったらいいのです。してしまったことに対して自分を責めすぎないように。

「うまく行かなかった、次はこうしよう。」

くらい思っておけばそれで十分です。続けてさえいれば、ものすごいスピードであなたは成長しています。実感は後からついてきます。まず、心の持ちようを変えて、仕事に臨んでみてください。

 

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話を聞いてくれる人に思いを吐き出す。

 

頭を抱えて困ったことを相談しているイラスト

 

溜まった疲れを言葉にして吐き出してしまうことも大切です。同僚や同期の仲間・友人ならきっと話を聞いてくれるはずです。我慢して溜め込んではいけません。愚痴の1つや2つはじっくり聞いてもらいましょう。話すことでスッキリでき、また頑張るエネルギーに変えることができます。

愚痴を聞いてもらうだけでスッキリしたという人も多いです。これを繰り返すことができる環境にあなたがいるのならそれはとても恵まれていると思います。お互いに支え合うこと、しんどさを共有し合うことで、明日頑張る力につながります。

 

思い切って自分の先輩に相談してもいいです。自分がしんどいということを本音で話すことで、きっと親身になって助けてくれるはずです。こちらが本音で伝えることで、お互いの距離感も縮まりよりよい関係にもつながります。話を聞いてもらって、自分の気持ちが楽になったら、これからも頼ったらいいでしょうし、困ったらこの人に相談できるという安心感も生まれます。きっとたくさんのことを吸収できるようになると思います。

 

 

でも、ここで注意することは相手を間違えてはいけないということです。自分の話ばかりして、全然こちらの聞いてくれない人には相談してはいけません。また、指導のしかたや対応のしかたのことだけをやたらと責め立ててくる人にも相談してはいけません。そんな方は、あなたの問題を解決することより、自分のことに話の論点が進みがちです。あなたにとって大切なことは話を聞いてもらうことで自分で自分の問題に向き合うことであり、相手から指摘されることではないからです。

 

基本しっかり話を聞いて受け止めてくれる人を選んでください。そんな人が頼りになる人です。

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向いてないと思っても、経験を積めばなんとかなる!

 

教員になりたいけれど、

自分に信がない、自分なんてダメな人間だから教員なんてできない、なんの特技もないし人付き合いもできない私には無理だ。

 

教員をやっているけれど、

なんだかうまく仕事をこなせない、子どもが全然なついてくれない、保護者・同僚ととうまく関係を築けない。

 

こんな悩みや不安を抱えている方!

 

大丈夫です、できるようになると断言致します!

私も相当な人間(勉強、人付き合いのどちらもできない人でした)で、新任教諭時代は超ポンコツ教員でしたから。(笑)私自身もずっと教員になる前は、「本当にできるのだろうか・・・」という不安がありましたし、実際に教員になってもうまくいかないことばかりで、「やっぱり自分には教員は向いてない」とずっと思っていました。

 

それでも、なんとかやってこれました。もちろん、自分なりに頑張って努力もしてきましたが、できるようになったのは、何より教員を辞めずに続けてきたということだけです。この仕事ができるようになるためには、経験を積む!仕事に慣れる!これに尽きます。

 

石を積み上げているイラスト

 

教員になると、毎日色んなことが起きます。

ども同士のトラブル、授業が成り立たなくなり、子どもが荒れる、とのうまくいかない、保護者からの厳しいご指摘を受けるなどなど。

数え上げたらキリがないです。経験不足の教員ではこれらのことを簡単にさばき切ることなんてできません。つまり、こうなることは当たり前のことなのです。でも、辞めずに続ければなんとかできるようになってくるものなのです。

 

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向いてないと思った教員生活 私の経験談 

 

そういう私自身も初めは教員が向いてないと思っていました。しかし、これまでに紹介したことをコツコツ実践してきたおかげで少しずつできることも増えました。そんな私の当時の教員生活のポンコツ?エピソードを紹介していきます。これを読んで、自分でもできるという自信にしてくだされば幸いです。

 

ポンコツエピソード集

悩んで頭を抱える人のイラスト

 

①次の日の授業参観の内容を前日の放課後になっても考えておらず、職員室で○つけをしている。○つけは後回しでしょ(笑)

計画性ゼロ。

 

②学年の仕事は人任せ。自分からは一切動かない。というか何をしていいか考えられない。

自主性ゼロ。

 

③仕事ができなさすぎて、後輩から毎日嫌味を言われるが、言い返す度胸なし。

プライドゼロ。

 

④学年主任の先生に生意気な口をきいてしまい怒らせて、校長室に呼び出されて説教を受ける。

協調性ゼロ。

 

⑤プールの水の量の調整のため、水を抜いていたが止めるのを忘れてプールの水を減らしてしまった。次の日、校長室に呼び出される。(思い返せば、しょっちゅう校長に呼び出されていた。)

信頼性ゼロ。

 

⑥日頃のコミュニケーション不足から、飲み会はあまり誘われない。たまに行ってもいつも浮いている。飲み会を断る勇気もない。もちろん、最初から行かないと言う勇気もない。

コミュニケーション能力ゼロ。

 

⑦職員会議で、提案したことを色々指摘されるも、何も言い返せない。頭が悪いので、うまく切り返せないし、言い返す勇気もなく、黙ってうつむいていた。

柔軟性ゼロ。

 

⑧子どもを静かにさせ、落ち着かせるには厳しくすればいいと思っていた。というか、すぐ感情的に怒ってしまっていた。

セルフコントロール能力ゼロ。

 

⑨その日に配布しなければならないものを配り忘れて、放課後、30人近くの児童の家に家庭訪問をした。数回あった。

注意力ゼロ。

 

⑩句読点を、「くどくてん」・文字式を「ぶんじしき」と堂々と読んでいた。漢字読めなさすぎ。(笑)

学習能力ゼロ。

 

 

⑪見通しを持って仕事ができないから、同学年の先生の不満が爆発。だからといって、頑張ろうとする気持ちにならず、むしろ反発して、さらに関係が悪化。

協調性ゼロ。

 

⑫ストレスに弱くすぐ病気になる。

自己管理能力ゼロ。

 

⑬同期の教員と仲良くできない。会話がはずまない・・・

コミュニケーション能力ゼロ。

 

このくらいでしょうか。もう勘弁してください(笑)

どうですか。みなさんは、自分でもまだまだ教員ができるという気になってきたのではないでしょうか。

はい、大丈夫です。できますよ。

 

 

向いてないと思ったからこそやってみたこと

 

当時を思い出してみると、色々やらかしていたなぁと感心しますが、あまり過去のことを気にしないところはあったような気がします。また、向いてないからこそ、変なプライドもなく素直に言われたことをするように心掛けるようにしていました。

「このままじゃダメだ」という気持ちは持っていたような気がします。

 

教員は忙しいので、あんまり当時のことはこれくらいしか覚えていないですが、教員当初はとにかく6時間の授業をどうこなすかしか頭にありませんでした。

 

「算数の授業ってどうする?」

「国語ってを教えるの?」

もうそんなことで精一杯。おいおい、君は教員だろ?って突っ込みたくなります。(笑)

そんな状態で、毎日寝る余裕があるのか?と思うかもしれませんが、がっつり寝てました。その辺は変な割り切りと図太さはあったのかなと。

 

 

学校運営のことは、さっぱりわかっていなかったので見通しもなく1日先のことしか考えることができていませんでした。何もできず学年の先生に助けられっぱなしでした。本当役立たずで自ら考えて動くことができていなかった。それでも、自分の学級のことしか気が回らず、学年の仕事や学校の仕事をおろそかにしていました。

 

そんな自分でも、優しくて頼りになる先輩もいました。もちろん、嫌味タラタラ言ったり意地悪したりする先輩もいましたけど。まぁ自分が素直じゃなかったところがたくさんあったし、何の役にも立てなくて迷惑をかけていたのです。ぐっと我慢しておくことが賢明なのですが、いちいち盾突いて余計に反感買ってしまっていたのです。

 

人間関係では、仲良しと呼べる同僚はほとんどおらず、呼ばれた飲み会に行っても楽しいと思ったことがほとんどないです。いつも浮いていたような気がします。

これからもっとコミュニケーションをとっていこう。」とその時は決意しますが、次の日になると忘れます。

 

人付き合いが下手くそで、めんどくさがりで、日頃から簡単なコミュニケーションもあまり自分からできなかったです。ああ、自分はたくさんの人の中でやっていくのは向いてないなぁと常々思っていました。改めて自分は教師としても人としても大した魅力がない人間だと気づいたのです。

 

打ち上げもめんどくせー・・・

飲み会行きたくね・・・

2次会どうやって断ろう…そんな感じの5年間でした。最低でしょ(笑)

 

 

でも、でもですよ?何はともあれ、

辞めずに続けてきたからこそここまで成長できたのだと思います。

一応今では、学年主任、主要校務分掌の長を任されています。

全ての経験が自分の血となり、骨となっていたのでしょう。おかげで、今の自分があります。今は余裕を持って仕事ができるし、学級だけでなく、学年も、学校も引っ張っていく自信もあります。コミュニケーションも苦手なもののできるだけ取るようにしています。

 

だから、大丈夫!だれでも続けてさえいれば、やっていけます。

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【これを知っていると解決できる】教員の人間関係を円滑にする方法

 

嫌な仕事こそ経験しておく

 

すいません、なんか参考になることを全然書けていないので、最後に自分が成長するためにやっておいた方がいいことを1つだけ書きます。

 

それは、嫌な仕事を進んで引き受けてやっておくことです。まだ教員としての経験が浅いのなら、やっておいて損はないです。経験するからこそわかることもあるし、いろんなことをやるからこそ、周りも見えてくるのです。

たいていの先生は、嫌な仕事は引き受けないですし、上手に断ったり、切り抜けたりする術を持っています。それもこれまで経験してきたからこそ身に着けた1つのスキルです。もちろん、ずっと逃げ続けていては成長は止まっていまいますけどね。

 

これから、もしあなたに任せてもらえる仕事があり、あなたの本音では

「自分に向いてないことはできないよー」うわぁーこんな仕事絶対したくないよーー」って思うくらいの仕事が回ってきたら、一度引き受けてやってみることをおすすめします。きっと、何か役に立つことが学べるはずです。

 

ちなみに、私が過去に一番やりたくなかったけれど引き受けた仕事は、私が最も苦手とする

1年間の学校内の飲み会幹事!飲み会嫌いの私には最上級で苦痛でしたが、やり終えてみれば

まぁなんとかなったかな・・・」という感想です。

 

どちらにしても、教員生活のどこかで、やりたくないことを猛烈に頑張らないといけない仕事が必ず来ます。そんなときにそれを乗り越えられる力をそれまでに身に着けておけたらいいと思います。所詮仕事なんて、頑張ればたいていどうにかなりますし、努力していれば、きっと助けてくれる人もいます。今のうちに、嫌なことを一つでも経験し、自分の中の耐性を作っておくと強くなれると思います。

 

後は、一日、一日、仕事を積み上げていくのです。大丈夫です。なんとかなりますから。

これから教員を目指すみなさん!応援しています。

 

 

それでも向いてないと思うなら決断するべき

 

じっくり考えては見たがそれでも自分は向いてないと思う気持ちがあるのなら、教員を辞める選択肢も考えてもよいかもしれません。いっそのこと転職をするか、自分のしたい仕事をするために一から勉強をし直すか・・・いろんな選択肢があってもよいと思うので一度真剣に考えてみてもよいでしょう。

 

ちなみに私も次の人生を進むために教員を辞める決意をしました。人生一度きりですので、楽しく仕事ができるものを探すことも大切ですから。悔いのない選択ができることを願っています。

 

上に進んでいく人、下に進んでいく人のイラスト

 

「もう限界で体が動かない・・・」「働く精神力がなくなってしまった・・・」というところまで来てしまった場合も、辞めることを考える時期かもしれません。もちろん、大怪我をして働けない、家庭の事情で落ち込んているなど、全ての状態に当てはまることではないです。ここでのケースは、このまま働き続けると「命の危険がある」というような状態です。なにより自分自身の健康、命が第一です。私たち教員が元気でなければ、子どもたちを元気にすることも楽しいクラスを作ることもできません。

 

途中で辞めてしまうと、学校の子どもたちに見捨ててしまうのはダメではないか、先生方に迷惑がかかってしまうのではないか、というのを考えて踏みとどまる力があるのなら、その年だけ頑張り抜くという選択もあります。もちろん、その選択は子どもたちにとっては一番良い形でしょう。しかし、途中退職になると、学校の中で教員が1人減ることになり学校としては痛手ですし、子どもたちも悲しむに違いないです。それすら考えることもできないくらい限界という状態ならば、仕方がないと思います。

 

限界っていうのはもはや、そんなことは考えている段階ではなく心身ともに限界なのですから、そろそろ決断をする時期が近いと言えるでしょう。ただ、辞めてしまって後悔をすることがないようにはしてもらいたいです。

 

こちらの記事も参考までに。

【休む勇気が持てない方へ】教員が年休をうまく取得する方法 小学校編

 

 

途中で辞めてしまった後の現実

 

指で弾かれてしまう人のイラスト

 

しんどくて教員を途中退職するという場合の話です。決断をする前に覚悟しておいてほしいことがあります。もし、教諭のあなたが

「病休を取ってまた戻ってくればいい」という気持ちなら、この職業は務まらないです。向いてないと思います。

 

あなたが常勤講師であれば、元気になったらまた講師登録して頑張ろうと思っていても、おそらくもう声がかかることはないでしょう。教員採用試験でも、もうその都道府県で合格をすることはできないでしょう。理由は簡単で、そういった経歴がある人を、使おうと思う教育委員会はないからです。

 

教諭なら途中で病休を取っても、一応戻ってこれますが必ずまた同じようなことが起こります。途中で休んでもほとんど根本的な解決にはならないです。職業を変える覚悟があるなら辞めてもよいと思います。まぁ仕事は他にもたくさんあるわけですからね。やりたい仕事がまだあるのなら、さっさと辞めて次の仕事を頑張りましょう。

 

一人で座って考えている人のイラスト

 

あなたが決めたことなら、それがきっと正解です。

人生はまだまだこれからです。続けるのも、辞めるのもあなたの人生です。大切に1日、1日を過ごしていただきたいと思います。最後の決断は自分自身に委ねられていますので。もう一度自分の心と相談し、悔いのない決断をしてください。

 

よければこちらの記事もどうぞ。

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今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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