今日のテーマは、
【教員に向いてない】
と思っている方に
伝えたいこと
というテーマで記事を書いていきます。
こんな方におすすめ
- 教員に向いてないかもしれないと自信がない方
- 教員が辛くて、しんどくて、辞めたいと思っている方
- 教員をやっているが、いつも失敗ばかりで、自信がない方
教員をやってみたいと思うけれど、
自分には無理ではないか・・・
向いてないのではないか・・・
などと思っている方が
いらっしゃるかもしれません。
また、実際に勤務して、
自分に教員は向いてないから
勤まらない
などと感じている方もいるようです。
教員というお仕事は忙しく
日々色んなことが起こります。
子どもが学校にいる間は
ノートの丸付け、連絡帳のチェック
子ども同士のトラブル対応、
次の授業の準備
放課後になっても
保護者への家庭連絡、校内研修
学年の打ち合わせ、職員会議
提出期限がせまった指導案作成、
テストの丸付け、明日の授業準備
などなど。
やることが多すぎて、色々な疲れがたまり、
ストレスも溜まってきている
という方も多いでしょう。
この中でも特に
疲れを増幅させるのが人間関係でしょう。
相性の合わない教員との関わり、
保護者対応などは、
ストレスをためやすく、疲れが溜まります。
特に、保護者対応は、
初期対応を間違ってしまうと
対応に時間と労力が必要になり、
精神的にも肉体的にも疲弊します。
そんなことが毎日続いてくると、
「やっぱり自分は教員に向いてないかもしれない」
「しんどくて限界、もう辞めたい」
などと感じることもあるでしょう。
教員同士の関係がうまくいっていないと、
なお辛いでしょう。
もし、
このような辛い状況が続いているのなら、
これからお話する適切な対処法を
実践していただきたいと思います。
そして、
私の経験談も合わせて読んでいただき
「まだ大丈夫、頑張れる」
という元気と勇気をお
届けしたいと思っています。
よければこちらの書籍を一度読んでみることをおすすめします。
子どもにどうやって接するのかという本ではなく、子ども目線で大人に
「こうやって接して!」
とお願いする斬新で楽しい絵本です。
辛い気持ちがどうにかしたい
という方は、こちらの動画もご覧ください。
もくじ
教員が向いてないと思っている先生方へ
step
1
心の持ちようを変えてみよう
ポイント
しんどい時期は必ずあるよ
どんな仕事でも
しんどい時期は
必ずあることを知っておきましょう。
そして、
そんな状態が
ずっと続くことは絶対にない
という心構えも持っておきます。
学級が崩れてきて、
しんどいと感じているとしても
きっと、そのうちうまく運営できるようになります。
学校側は、
あなたのキャリアと人柄を見て
クラス運営を任せているはずです。
決して無理を押し付けている
ということはありません。
この仕事をしていると、
そんな時期は必ずあるものですし、
今、
その時期をしっかり耐えることができれば、
大きな成長にもつながります。
どんな環境でもうまく
順応する力がついてきますし、
要領もよくなってきます。
特に、
仕事に慣れない始めの時期は、
仕事がうまくいっていない原因を探りつつ、
子どもの指導力、保護者対応力を身につけていってください。
大丈夫です。
きっとそこを乗り越えたら
今よりタフになれます。
悩みすぎるのは良くないですよ。
だって、たかが仕事なんですから。
仕事で命を取られたり、
死ぬわけではないので、
それくらい気楽に考えてやったらいいのです。
失敗してしまったことに対して、
あまり自分を責めすぎないように。
「うまく行かなかった、次はこうしてみるか。」
くらいに思っておけば十分です。
まず、長期的な視点で、
心の持ちようを変えて仕事に臨んでみてください。
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step
2
話を聞いてくれる人に思いを吐き出す
溜まった疲れを言葉にして
吐き出してしまうことも大切です。
同僚や同期の仲間・友人なら
きっと話を聞いてくれるはずです。
我慢して溜め込んではいけません。
愚痴の1つや2つは
じっくり聞いてもらいましょう。
話すことでスッキリでき、
明日から頑張るエネルギーに変えることができます。
話を聞いてくれる人がいる
環境にあなたがいるのなら
それはとても恵まれています。
お互いに支え合うこと、
しんどさを共有し合うことで、
明日頑張る力につながります。
思い切って
自分の先輩に相談してもいいです。
自分がしんどいということを
本音で話すことで、
きっと親身になって助けてくれるはずです。
こちらが本音で伝えることで
お互いの距離感も縮まり
よりよい関係にもつながります。
自分の気持ちが楽になったら、
これからも頼ったらいいですし、
「困ったらこの人に相談できる」
という安心感も生まれます。
そんな関係が築けたら、
もっとたくさんのことを
吸収できるようになると思います。
注意ポイント
相談する相手はよく考えて選ぶ
でも、
ここで注意することが1つあります。
それは、相談する相手を
間違えてはいけないということです。
自分の話ばかりして、
全然こちらの聞いてくれない人には
相談してはいけません。
また、
指導のしかたや対応のしかただけを、
責め立ててくる人にも相談してはいけません。
そんな方は、
あなたの問題を解決することより、
自分の話したいことに論点が進みがちです。
あなたにとって大切なことは、
話を聞いてもらうことで、
自分の問題に向き合えるようになることであり
相手から指摘されることではないからです。
しっかりあなたの話を聞いて
受け止めてくれる人を選んでください。
そんな人が本当に頼りになる人ですから。
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step
3
打ち合わせを休んで自分の時間を確保する
仕事が行き詰って、
うまく行かない時は、
たいてい忙しくて心の余裕がない時です。
そんな時は
リラックスできる時間や、
一人の時間を確保することをおすすめします。
まず、
抜けても大丈夫そうな打ち合わせ、
会議などを休んでみてください。
そんなサボりみたいなことはできない
と思ってしまいがちですが、
最優先は自分の心の安定です。
しんどくなるくらいなら
休めばいいのです。
会議や打ち合わせは、
年間行事の中に入っている以上、
どんなに忙しくても実施されます。
教員同士で、
日々の出来事を共有したり、
これからの行事のことなどを確認し合う必要があるからです。
そして、
週に1回は学年ごとの小グループで集まって
打ち合わせをするのですが、
けっこう時間がかかってしまいますよね。
話し合う案件が多い時は、
時間がかかってしまうのは仕方がないことですが、
話し合う案件が少なく短い時間で終われそうな時でも、
時間がかかってしまうことが多々あります。
打ち合わせが長くなる原因の1つに、
お話好きの人がいることです。
話し合うべき案件がたくさんあるので、
話を進めていきたいですが、
途中で話が脱線させ、
違う話題で盛り上がり出します。
気が付けば、
井戸端会議が始まっているのです。
大抵ベテランのおばさま。
これが年上の人なら簡単に指摘できないのでなかなか大変です。
そんな人がいると、
打ち合わせが2時間かかることも普通にあります。
「早く次の話をしましょう」
と話をブチッと切るわけにもいかないですし、
どうやって早く話を進めてもらったらいいのか悩ましい問題です。
しんどいときに、
このような話で時間を消費してしまうのは
非常にもったいないです。
ポイント
途中で抜けることを
事前に伝えておく
そこで
打ち合わせを始める前に
「今日は、1時間後に帰宅しなくてはいけない用事があります。すいません。」
「後で保護者へ電話をしなければならないので、途中で抜けさせていただきます。すいません。」
などと
途中で必ず抜けますよ
というメッセージを最初に送っておくのです。
そして、1時間くらい経ったら、
どんな話であれ遠慮なく出ていったらいいのです。
それくらいしないと
打ち合わせは効率化できないし、
大切な時間を確保できません。
あなた自身、
しんどさから抜け出すなら、
これくらいのことを遠慮する必要はないでしょう。
また、雑談がばかりで
話が進まない時には、
「ちょっと予定があるので失礼します」
と言って出ていくようにするのもアリです。
私も実践したことがありますが、
だいぶ心が楽になりました。
実際に実行するのは勇気がいりますが、
やってみるとたいしたことはないです。
その分、
他の場面でコミュニケーションをとって、
関係性を築いておけばどうにでもなります。
私たち教員の仕事は、
時間との勝負なのです。
日頃もったいないと感じる時間を
できるだけ少なくし、
時間が足りないと感じるストレスを
減らしておく工夫はしていかないといけません。
思い切って、打ち合わせを休んで、
これから仕事をしっかりやっていけるか
ゆっくり考える時間にしてもよいと思いますよ。
思い切って休んじゃうのもアリです。
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step
4
1年目、2年目は忍耐の年と心得る
教員になりたいけど・・・
自分に自信がない
自分はダメな人間だし教員なんてできない
なんの特技もない
人付き合いもできない私には無理だ
教員をやっているけど・・・
うまく仕事をこなせない
子どもが全然なついてくれない
保護者・同僚とうまく関係を築けない
こんな悩みや不安を抱えている方!
大丈夫です!
できるようになりますよ!
実際に、私自身もうまくいかないことばかりで、
「やっぱり自分には教員は向いてない」
と思ってやってきました。
新任教諭時代は
超ポンコツ教員でしたから(笑)
1、2年目の時期は、
辞めたいと思うことがよくありました。
教員になったばかりの1年目、2年目は
忙しかったこと
しんどかったこと
嫌だったこと
くらいしか覚えていません。
今思えば、自分にとっては、
この1、2年目がターニングポイントだったと思います。
幸運にも、
この期間を越えられたおかげで、
その後長い間、勤めることができたのだと実感しています。
それくらい私にとって、
毎日ハードな生活でした。
仕事のことなんて
ほとんど分かっていなかったですから。
「算数の授業ってどうする?」
「国語って何を教えるの?」
それだけで精一杯。
学年の先生方には
迷惑をかけっぱなしでしたね。
自分の学級のことしかできず、
学年・学校の仕事をおろそかにしていました。
そりゃあ学年主任も怒るよねw。
仕事ができなかったものだから、
嫌味を言ったり、
意地悪したりする先輩もいました。
もちろん、
自分も素直じゃなかったところもあり、
黙って聞いておけばいいのに、
いちいち盾突いたから、
余計に反感買ってしまっていたのです。
ココがポイント
同僚とコミュニケーションをしっかり取っておく
そんな感じだから、
仕事の人間関係も円満ではありませんでした。
仲良しと呼べる同僚はほとんどおらず、
呼ばれた飲み会に行っても
楽しいと思ったことがほとんどないです。
「これからもっとコミュニケーションをとっていこう。」
とその時は決意しますが、
次の日になると忘れます。
人付き合いが下手くそで、
めんどくさがりで、
日頃から簡単なコミュニケーションも
できていなかったですね。
コミュニケーション能力が
もうちょっと高かったら、
もっと楽に過ごせたんじゃないかなと思います。
人とつながることで、助け合うことができますからね。
そんな人間関係を作っていくことを
意識してください。
それができなかった自分。
ああ、自分は集団の中でやっていくのは
向いてないなぁ
と常々思っていました。
改めて教師としても、
人としても魅力がない人間だと
認識させられてしまうのです。
それでも、
どうにか辞めずに続けてきました。
失敗もたくさん繰り返してきました。
すると、
そんな自分にも、
優しくて頼りになる先輩ができました。
ストレートと言ってくるのではなく、
優しく、遠回しに前向きなメッセージを
送ってくれるのです。
その当時、
教えてもらったことを、
すぐに実践できたわけではなかったですが、
頑張ろうという気持ちにはなれました。
そして、3〜4年目くらいからある変化が起こりました。
「なんか、先のことがわかるようになってきたぞ」
そんな実感が湧いてきたのです。
数々の失敗が
経験値として自分の中に蓄積し、
ようやく先を見通して、
仕事ができるようになってきたのです。
子どもにもメリハリのある指導が
できるようになっていたのです。
そうです。この仕事ができるようになった
1番の理由は、
コツコツと経験を積み
仕事に慣れた
これだけだったんです。
単純すぎw
やっぱり石の上にも3年だったんだ。
とその時、思いましたね。
教員という仕事は、
子どもを授業を教えるだけの仕事ではありません。
子どもに関わるありとあらゆることを
教員には求められているのです。
だいたい、
仕事というものがどんなものか
わかっていない若手の教員が、
最初から全ての業務を、
さばき切ることなんてできないんです。
当然、うまく行かないわけだから、
子どものトラブルが起こる
授業が成り立たない
子どもが荒れる
保護者対応に追われる
このループに陥るわけです。
でも、
こんな問題が起こるのは当たり前で、
うまく行かなくて当然なんです。
1、2年目は苦しいと思います。
教員人生の中で
トップ3に入るくらいタフな期間です。
それでも、辞めずに続ければ
なんとかできるように
なってくるものなのです。
だから、
「あと2年は踏ん張る」
と心に決め、なんとか乗り切ってほしいと思います。
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ひどすぎた私の教員生活
注意
ひどすぎるので
閲覧注意にしておきますw
これから、
私の当時の教員生活のポンコツ?
エピソードを紹介していきます。
これを読んで、
自分でもできる!
という自信にしてくだされば幸いですw。
ポンコツエピソード集
ココがダメ
次の日の授業参観の準備ができていないのに◯つけをしている


ココがダメ
学年の仕事は人任せ


ココがダメ
後輩から嫌味を言われても、言い返す度胸なし



ココがダメ
学年主任に生意気な口を聞いて怒らせる



ココがダメ
プールの水を減らしてしまう



ココがダメ
飲み会に行きたくない



ココがダメ
会議で指摘されたら反論できない



ココがダメ
子どもを静かにさせるには怒ればいいと思っていた


ココがダメ
大切な配布物を忘れ、放課後に児童の家に謝罪へ回る



ココがダメ
基本的な漢字が読めない



ココがダメ
仕事ができないくせに、学年主任の指導に反発する



ココがダメ
メンタルが弱く、すぐに病気になる



ココがダメ
仲良しの同期がいない



これくらいで勘弁してください(笑)
色々やらかし過ぎてて感心しますw。
ただ、改めて思い返してみると、
過去のことをウジウジ気にしなかった
というところはありました。
その性格がいいように働き、
自分を追い詰めすぎることなく、
やってこられたのだと思います。
また、
変なプライドもなくし、
素直に言われたことをするように
心掛けてやっていました。
(反発したこともあったけどw)
「もっとできるようになるぞ」
という気持ちは持っていたような気がします。
だからこそ、
成長していけたのかなと思います。
向いてないと思ったからこそやってみたこと
嫌な仕事こそ経験しておく
最後に自分が成長するために
やっておいた方がいいことを1つだけ書きます。
それは
嫌な仕事を進んでやっておくことです。
まだ教員としての経験が浅いのなら、
なおさらやっておいて損はないです。
経験するからこそわかることがあり、
周りも見えてくるようになるのです。
たいていの先生は、
嫌な仕事は一切引き受けません。
上手に断ったり、切り抜けたりする術を持っていて
うまく断るんです。
その術も、
これまで経験してきたからこそ
身に着けた1つのスキルとは言えますが、
ずっと逃げ続けていては
成長は止まってしまいます。
これから、もし、あなたに
「自分に向いてないことはできないよ」
「うわぁーこんな仕事絶対したくないよ」
と思うくらいの大きな仕事が回ってきたら、
一度だけでも引き受けて
やってみることをおすすめします。
ちなみに、
私が過去に一番やりたくなかったけれど
勇気を出して引き受けた仕事は
1年間の学校内の飲み会幹事!
飲み会嫌いの私には最上級で苦痛でした。
しかし、やり終えてみれば
「まぁなんとかなったかな・・・」
という感想です。
終わってみれば、
どんな仕事もそんなものなんです。
教員生活のどこかで、
やりたくないことを
猛烈に頑張らないといけない仕事がやってきます。
そんなときにそれを乗り越えられるかどうか、
これはどんな仕事でも引き受けてきた人ならきっと大丈夫。
今のうちに、
嫌なことを一つでも経験し、
自分の中の耐性を作っておくといいのです。
後は、一日、一日、
仕事を積み上げていくのです。
ちなみに、私は教員5年目から
学年主任
7年目から
主要校務分掌の長
を任されるようになりました。
これまでの失敗が、
自分の血となり、
骨となっていたのでしょう。
おかげで年を重ねるごとに、
余裕を持って仕事ができるようになりました。
10年目には、
学校を引っ張っていくようなポジションを
任されるようになりました。
コミュニケーションも苦手なものの、
できるだけ多くの人に声をかけるようにしています。
だから、大丈夫!
だれでも続けてさえいれば、やっていけます。
こちらの記事もどうぞ。
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【これを知っていると解決できる】教員の人間関係を円滑にする方法
学校現場で疎外感を感じている、誰とも仲良くなれなくて悩んでいる方必見です。教員の人間関係を作っていくためのコツを紹介しています。きっとあなたの悩みを解決するヒントがあるはずです。ぜひ読んでみてください。
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それでも向いてないと思うなら決断するべき
それでも、
まだ自分は向いてないと思う気持ちがあるのなら、
教員を辞める選択肢も考えてもよいかもしれません。
いっそのこと転職をするか、
自分のしたい仕事をするために
一から勉強をし直すか。
いろんな選択肢があってもよいと思うので、
一度真剣に考えてみてもよいでしょう。
ちなみに、
私自身も次の人生を進むために教員を辞める決意をしました。
「あれだけ言っておいてお前が辞めているのかよw」
と突っ込むのはなしにしてくださいw
人生一度きりですので、
新しい仕事にチャレンジしたくて辞めたのです。
自分のしたいと思ったことを
どんどんしていくことも大切ですからね。
そうは言っても、
教員を辞める状況は人によって違うでしょう。
「もう限界で体が動かない・・・」
「働く精神力がなくなってしまった・・・」
というところまで来てしまった場合も、
辞めることを考える時期かもしれません。
もちろん、
大怪我をして働けない、
家庭の事情で落ち込んている
など全ての状態に当てはまることではないです。
ここでのケースは、
このまま働き続けると病気になってしまう
というくらいの状態です。
なにより自分自身の健康、
命が第一です。
私たち教員が元気でなければ、
子どもたちを元気にすることも
楽しいクラスを作ることもできません。
途中で辞めてしまうと
学校の子どもたちに見捨ててしまうのはダメではないか
先生方に迷惑がかかってしまうのではないか
と考えてしまうかもしれません。
途中で辞めると、
間違いなく、子どもは悲しみ、
先生方にも負担を強いることになるでしょう。
それを理解して、
踏みとどまる力があるのなら、
その年だけ頑張り抜くという選択もあります。
その選択が子どもたちにとっても一番良い形でしょう。
しかし、
どうにも心身ともに限界で、
学校に行くことができない状況に
陥っている可能性もあります。
そうなれば、
途中退職も視野に入れるべきでしょう。
ただ、
今ここで辞めてしまって、
後悔をすることがないようにだけは
してもらいたいです。
それから、
退職することを職場に伝えにいくのが
嫌だという方もいるでしょう。
引き留められたり、
責められたり、
苦手な人に会いたくない、
事情は様々あるはずです。
そんな方へ、退職代行と言うサービスをご紹介します。
詳しくはこちらからどうぞ。
途中で辞めてしまった後の現実
しんどくて途中で病休を取る、
退職するという決断をする前に、
覚悟しておいてほしいことがあります。
正規の教員の場合
もし、
あなたが心身ともに限界で
病休を考えたとします。
教諭なら
「病休を取ってまた戻ってくればいい」
と考えることもできるし、
元気になって復帰することも可能です。
ただし、
復帰の際は必ず同じようなことを
起こさないために相当な努力が必要でしょう。
覚悟を持って頑張っている姿勢は
見せていかないといけないでしょう。
さすがに2回連続で病休を取る
事態になると現場は混乱します。
人それぞれ事情はあるにしても、
途中で休んでしまっても、
根本的な解決にはならないです。
どうにかこうにか
ギリギリまで踏ん張って1年間、
勤めあげている先生もたくさんいます。
つまり、
同じことを繰り返さないよう、
しっかり休養することが必要です。
常勤講師の場合
あなたは常勤講師として勤めていましたが、
体は限界を迎え、しんどくなって途中退職したとします。
しばらく休養を取り、
「元気になったら、講師登録して頑張ろう」
と思って、再度、講師登録をしました。
しかし、二度と講師で採用されることはありません。
教員採用試験でも、もう合格をすることは不可能でしょう。
理由はお察しの通り、
そういった経歴がある人を、
教育委員会は雇用しようと思うでしょうか。
間違いなくしないでしょう。
途中でやめてしまう先生を
採用するのはリスクになるのです。
なので、
途中退職して再び常勤講師として働くのは
かなりハードルが高いと言わざるを得ません。
途中退職をした人の残された選択肢は?
途中退職をした人は、
しばしの休養の後、
再び仕事をするべく労働市場へと入っていくでしょう。
その時の選択肢は、およそ次の2つに絞られます。
1、転職するべく仕事を探す
教師を辞めて違う仕事を
探すのも良いでしょう。
大抵は転職サイトで、
情報収集をして行くことになるでしょう。
でも、転職サイトもたくさんあるので、
どこを選んだらいいか難しいもの。
そこで、
私のお勧めする転職サイトを紹介します。
私の知人が利用をおすすめしていたサイトです。
※マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス【ポジウィルキャリア】
こちらの転職支援サービスは、
プロのトレーナーが一緒につきっきりで転職活動をサポートしてくれます。
知人は、
仕事の向き合い方、
将来の自分の夢ややりたいことまで
明確出来たそうです。
※非公開求人多数有!保育士の求人・転職なら【あしたの保育士】
こちらの転職支援サービスは、
保育士と保育園のマッチング就職支援サービスです。
まだ、
子どもと関わる仕事に携わりたい
という思いがあるのなら、
保育士という選択肢もアリではないでしょうか。
2、再び教員に戻る
一度途中退職をしている以上、
かなり厳しい選択だと思いますが、
まだ可能性が0になった訳ではありません。
実現が可能な方法は、2つ。
1つ目の方法は、
校種を変えて採用の応募をすることです。
小学校教員から中学校教員へ
中学校教員から高校教員・大学講師へ
などという風に、
免許の選択肢を広げてみるのです。
校種を変えているので、
途中退職をしたという事実も理解してもらえる可能性があります。
2つ目の方法は、
応募する都道府県を変えることです。
同じ都道府県なら、
途中退職の事実が各教育委員会に行き渡りますが、
都道府県が変わっていたら、
わざわざ確認しない可能性があります。
確認されて途中退職の事実を知られたとしても、
一度チャンスをもらえる可能性はあります。
私の知人で途中退職をした方がいますが、
この方は都道府県を変えたことで、
講師として雇用されました。
その後、教員採用試験にも合格したそうです。
そういった事例があるので、
チャンスはあるかと思います。
あなたが決めたことなら、
それがきっと正解です。
人生はまだまだこれからです。
続けるのも、辞めるのもあなたの人生です。
最後の決断は自分自身に委ねられています。
もう一度自分の心と相談し、
悔いのない決断をしてください。
よければこちらの記事もどうぞ。
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【これで教員辞めれます】自己都合退職するまでに準備しておくこと
教員を辞めて新しい仕事を始めたい!そんな思いを持っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に退職を決めたら準備をしておくことを紹介します。続きを見る
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よければこちらの絵本も読んでみてください。