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【無職から就職するなら教員になれ】その理由を解説いたします

2019年12月11日

 

こんにちは、今回は、【無職から就職するなら教員になれ】その理由を解説いたします。というテーマで記事を書いていきます。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから小学校の教員をやっていこうと思っている方
  • 先生という仕事に興味がある方
  • 無職の期間が長く、どんな仕事をしようか悩んでいる方

 

今現在、無職であるということはいろんな要因があるのだと思います。やりたい仕事が見つからない、仕事をしたいとは思っていても良い就職先が見つからない、雇用形態が自分に合わない、人間関係が苦手で仕事が難しい、などと様々な理由があるのではないでしょうか。

そんな悩みを抱えている方には、ぜひ小学校教員を目指してみることをオススメいたします。まずは学校という組織に属し教員として働いてみるのです。そして、教員の仕事が軌道に乗ってきたら、さらにこれからやりたいこと、もっと良い就職先、自分に合った働き方、人間関係作りのノウハウの勉強など、将来の自分の課題を見つけていくのです。そういう道筋が作りやすいのは、まさに教員がうってつけの職業です。

 

その理由をこれから詳しく解説いたします。よければこちらの動画でも解説しています。

 

 

 

 

無職から教員をおすすめする理由

 

教員をすると心の安定につながる

 

あなたが無職であるということは、「本当にやりたいことをしたい」「やりたい仕事を見つけたい」そんな風に心から思っているからではないでしょうか。今は無職であるかもしれませんが、それはむしろ自分に正直に生きていると言うこともできます。そういう意思を持っておくことも非常に大切ですが、それでも現実はなかなか厳しいでしょう。生きていくためにはお金が必要ですので、日々の生活をやりくりすることで精一杯になり、心の余裕もなくなって行くでしょう。そんな中で、「やりたいことを見つけよう」「やりたいことだけで生きていこう」とすることも難しいと言わざるを得ません。まずは仕事をして収入を得て、生活の基盤を作っておくことでしょう。それは、心の安定と余裕を生み出しますから、徐々にやりたいことをしていくエネルギーにもなります。そこから本格的に自由な発想で生きていくことを考えていったらいいと思います。

 

自分の条件に合った就職先が見つからない方にも、まず教員をオススメしたいと思います。なぜ、無職の方にオススメなのかというと、皆さんご存知の通り、公務員は「安定しているから」という理由に他なりません。収入面、福利厚生、休暇日数などは、一定の水準を満たしているのです。最近、ニュース等で教員の多忙化が社会問題として取りあげられていますが、教員をしていた私の実感としては、まだまだ良い方ではないかと思います。サービス残業はおそらくしなければならないですが、もっとひどい会社なんてゴロゴロあるでしょう。教員がまだ美味しい仕事であるという大きな根拠となるのが離職率です。まだ民間企業と比べるとかなり低水準であることがわかります。一度教員をすると辞めずに続ける人が多いのです。仕事をしたいと思っても自分の条件に合わずに、仕事が見つからないと思うなら、まず教員をしてみましょう。

教員のメリットについて詳しく記事を書いていますのでよければご覧ください。

教員をするメリットは安定した収入!ボーナスは最強!

 

 

自分に合った雇用形態を選べる

 

教員と言っても様々な雇用形態があります。主に選択肢は2つあり、どちらの働き方をしていくか決めることができます。

よければこちらの動画もご覧ください。

 

 

非常勤講師

1つ目は非常勤講師です。これはアルバイト扱いの勤務であり、1時間(45分)の授業を何時間したのかによって給料が決まってくる雇用形態です。大抵一つの学校に勤務することになると、1週間で10時間〜15時間くらいの雇用が多いのではないでしょうか。1時間の自給が3000円ほどになりますので、1週間10時間勤務すると30000円で、ひと月10万円以上の収入があります。教える教科は学校によっても様々です。まずは短い期間から働いていきたい、収入は少なくて良いから自由な時間が欲しい、そんな方にはオススメのポジションと言えるでしょう。働くというハードルはこちらの働き方の方が低いと思いますので、まずは働くということに体を慣らしていきたいと思っている方には良いでしょう。

 

常勤講師

2つ目は常勤講師です。これは契約社員としての扱いであり、1日8時間、1週間40時間の勤務です。当然、月々の給料が支給されますし、夏と冬にボーナスもあります。毎月の収入の金額は、4年生大学卒業かそれ以外か、年齢が20代か30代かによっても変わってきます。どちらにしても、それなりに生活していけるだけの収入はあります。主な仕事内容は、皆さんがイメージする教員の仕事全てを担わなければなりません。常勤講師の方は、比較的、学級担任外の仕事が多いようですが、もちろん毎年のように学級担任を受け持っている方もいらっしゃいます。もちろん、常勤講師であるので、ある程度の希望は聞いてもらえます。まだ自分に経験が足りないと思えば、担任外の仕事をしたいと言えばいいのです。どちらにしても勤務時間は最低でも8時間働かなければなりませんので、教員としてバリバリ頑張っていくぞという方には常勤講師から勤務することを希望しても良いと思います。

 

 

自己肯定感が高くなる

 

自己肯定感とは、今の自分のことを好きになったり、自分のことを評価できる、認めることができる感情のことです。仕事をしない無職の期間が長いと、自分自身の存在意義を否定的に見てしまいがちです。「自分はダメな人間だ」「どうせ自分なんか・・・」などの考えに頭の中が支配されていってしまうものです。

でも、教員として働いていくと、自然に自己を認める力が身についてきます。もちろん働くという行為自体、充実した気持ちになりやすく一定程度、自己肯定感は高まりますが、教員である方が高くなりやすいです。その理由は、子どもから好かれたり、信頼されたり、感謝されたりすることで、人の役に立っていることを実感できるからです。毎日のように「先生、先生」と子どもたちから笑顔で言われ続けると「こんな自分でも人のためになっていることがあるんだ」と強く感じることができるようになります。知らないうちに笑顔も増えてきているでしょうし、それは子どもたちから元気をもらっているということに気づいてきます。

もし、あなたがこれまでの自己肯定感の低い自分を克服することができていたら、次はそれを、自己肯定感の低い子どもたちに伝えることができるはずです。「先生はこうやって自分のことを好きになったよ。」などとあなたらしい言葉で子どもたちに伝えていけるでしょう。そんな先生を子どもたちも待っているはずです。

 

 

成長できる環境が整っている

 

学校と言う組織は、教員になろうという人が集まっているわけですので、極端に性格が変わった人、変な人などは少ないです。個性的な先生もいますが、よい意味で普通の人が多い印象です。どの先生も、教育技術が高い人、人間性のあふれる人のどちらかに属しています。なので、どちらの人と一緒に仕事をしても、学ぶべきところは十分にあります。1年一緒に仕事をすれば、その相手の良いところはいくつも吸収することができるでしょう。

また、教員は研修の充実しており、日々どこかしこで研修会が開催されています。校内研修、市区町村の研修、都道府県の研修などなど、さまざまな研修が豊富にあり、自分の興味もありそうなものを選んで学ぶこともできます。まさに、教員としても人としても、成長できる環境が整っていると言えます。教育と言う世界が、人にものを教える仕事である以上、まず私たち教員が学んでいかなければならないのは当たり前の話です。そんな環境に身を置いてみるのもいいでしょう。

 

 

 

 

学ぶことに遅すぎるということはない

 

無職の方にとって教員免許を取得することを考えた時に、大きな壁となるのは免許取得期間でしょう。教員として働くためには最短でも2年はかかります。それは2年歳を取ることでもあるので、無職の期間が長い人ほど、「2年も待てない」という心理になるかもしれません。「もうすぐにでも仕事をしたい」という方ならこの2年は長いと感じるでしょう。その気持ちもお察しします。

しかし、やはり教員がそれなりに安定していて条件のよい仕事であるとわかっているのですから、2年であれどまず自己投資として学ぶ必要があるのではないでしょうか。通信大学で学ぶことはそれほど時間に拘束されることもないですし、単位取得も難しいものではありません。単位取得のためのテストも不合格になることはあまりありません。最低限のレポート提出をして、テスト前にそこそこテキストを読んで勉強しておけばたいてい大丈夫です。特別な頭脳も猛烈な努力も必要ないでしょう。本当の力が試されるのは言うまでもなく教員になってからなのですから。

 

決して年齢であきらめることはありません。今からでもやろうと本気で思えば、遅いことはありませんよ。

 

まずは通信大学で教員の知識を学び、自分なりに興味のあるところを調べたりして準備をしておけるといいでしょう。少しでも早い段階から免許を取っておくと、きっと将来役に立つはずです。

 

 

この記事を読んで、「私も教員をしてみようかな。」などと興味を持ってくれたら嬉しいです。よければこちらの動画も参考にしてみてください。

 

 

 

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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