こんにちは、今回は【オーディオブックはこうして使え】おすすめ活用法を3つ紹介します
というテーマで記事を書いていきます。
こんな方におすすめ
- オーディオブックを始めようと思っている方
- オーディオブックの使い方を知りたい方
- 効率的な学習の方法を知りたい方
読書離れが広がっている?
昨今、本を読む人が少なくなってきたという話をよく耳にします。昔はよく本が売れたそうですが、本の売り上げも下降ぎみだとか・・・また、「日本の子どもたちの学力が下がったのは本を読まないからだ!」などと言われ、国際的に日本の地位が下がってきているとさえ言われています。
では、なぜ現代の日本人は本を読まなくなってしまったのでしょうか。
「ネット、スマホの普及」
「動画を視聴する需要の増加」
原因はたくさんありそうですが、私が考える読書離れの一番の理由は「日々の忙しさ」にあるのではないでしょうか。
仕事に追われていたり、家事で自分の時間が作りにくかったりして、本とゆっくり向き合う時間が取れないというものです。
読書という素晴らしい時間を忙しさのために持てないというのはなんとも悲しい話です。
読書は人生を豊かにしてくれます。一人でも多くの人に手軽に読書を始めて欲しいと思います。
こんな方にオススメなものがオーディオブックです。
もくじ
オーディオブックの使い方とは
オーディオブックをご存知ですか。
オーディオブックとは、その名の通り、聞いて楽しむ本のことです。
ここ最近利用者も増えてきていて、何かと話題にもなってきています。
まだ使ったことがない方なら、
「普段読んでいる本を音声に変換しているだけで聴きとりにくいのではないか。」
「本は読むからこそ楽しいのであって、聴いたって楽しくないだろう。」
などと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、決してそのようなことはありません。
オーディオブックは、ナレーターの方が読み進めてくれて、ただ機械で音声変換したものではありません。本のタイトルに合ったナレーターを選んでいるので非常に聴き心地が良いです。
そして、なにより本を聴くのはとても楽しいです。
本を読んでくれているナレーターの方と対話をしているような感覚にすらなります。おそらく「本を読む」という行為よりも低いハードルで学ぶことができると思います。
通常、字だけの本を読んでいてもせいぜい1時間もすれば目が疲れてきたり、肩が凝ってきたり、眠くなってきたりしてしまいます。
しかしオーディオブックならそんなことはありません。少々難しい本でも簡単に読破(聴破?)できてしまいます。
聴いたからと言って内容を全く覚えていないということもありません。けっこうすんなりと頭の中に入ってきます。
私は最近使い始めたのですが、
「もうオーディオブックを手放せない!」
というくらい愛用しています。忙しい合間でも上手に活用することができます。そんな魅力的なオーディオブックの使い方を順に説明していきたいと思います。
どうぞ、最後までご覧ください。
オーディオブックの使い方
それでは、オーディオブック を最も有効に使う方法をお伝えします。まず、一番オーソドックスな使い方は、日頃の生活の中で歩いて移動したり、電車に乗って移動したりする場面で利用することです。
では、これ以外の活用法について書いていきます。
車の運転時に聴く
一番おすすめする使い方は車の運転時に利用することです。
車の中は小さな空間でとても静かで集中しやすい環境ですので、本を聴くには最適です。本来、車に乗る目的はドライブをする、通勤をする、買い物に行くなどでどこかに行くことです。
そのドライブの目的のついでに、車の中で本を聴けるというにも良いところ。車で音楽を聴くのに、「さぁ音楽聴くぞ」などと気合いを入れることもないですよね。
このお手軽さがいいのです。車の中での使い方は、スマホの音量を最大にして置いておけばそれだけでも十分聴こえます。
車にBluetooth対応のカーナビ、ステレオがある場合は、設定さえすれば車のスピーカーから聴くこともできます。
また、USBケーブル、オーディオケーブルなどもつなぐことができればそれでも聴けますので、これは自分に合った方法でお試しください。
車でオーディオブック を使うようになって、運転しながら本を楽しんだり、勉強をしたりすることが可能になります。
「楽しいなぁ・・・」
「勉強になるなぁ・・・」
なんていう気持ちで聴いていると気持ちがどんどん落ち着いてきます。
心がリラックスしている状態になり、無理な運転をしなくなります。
「もっとこのまま本を聴きたい」
という気持ちにもなり、運転中、スピードを出しすぎたり、黄色の信号で突っ込んだりすることが無くなります。
ドライブの目的地に急いで着こうと思わなくなるので、結果、安全運転にもつながります。
以前まで交通渋滞が起こっていると、イライラしてしまっていましたが、今では
「おっ、渋滞しているのか、ラッキー、ゆっくり本を聴いて勉強できるぞ」
という気持ちになります。
一人で遠出をする時にオーディオブックがあると長時間を有効に使えます。家と目的地の往復で本1冊聴けてしまいますよ。この使い方、最強です。
難しい本など勉強をするなら車の中が一番最適です。
子どもとのお出かけ時に聴く
小さなお子さんがいらっしゃる家庭であればお出かけにいくことも多いでしょう。
そんなとき片耳だけイヤホンをしながら本を聴くのがおすすめです。
年齢にもよりますが、小さな子どもが自由に遊んでいる時は目さえ離さなかったら、後はわりと離れて見ておけばよいという状況があります。
例えば
子どもとのお散歩
子どもと公園へ行く
百貨店等の子ども遊び場で遊ばせる
などの時に活用できます。
そんな時は、椅子に座ってスマホでも触れたらいいのですが、スマホは画面を見なければならないので、どうしても子どもから目が離れてしまいます。
しかし、オーディオブックなら耳にイヤホンさえしておけば本を楽しめるので目線は子どもから離れることはありません。
「早く遊び終わってくれないかな・・・」
「こっちが退屈になってきたなぁ・・・」
ということがないのでとてもいいですよ。
心にゆとりを持って子どもを待てるのでおすすめです。そんな時は、多少難しい本を選んで聴くのがおすすめです。子どもの安全も見守りつつ、なお耳だけは本の世界へいって勉強しながら楽しむ。この方法もわりと頭に入ってきやすいです。
寝る前に布団の中で聴く
寝る前に読書をする人も多いでしょう。寝る前の読書によって眠りに入りやすい人もいれば、入りにくい人もいます。でも、そもそも読書の習慣として続けるのはけっこう難しく、寝る前に本を手に取って読むのはハードルが高いものです。
そこで、布団の中でオーディオブックを使います。オーディオブックは本を読むよりハードル低いため続きやすいといえます。スマホのボタン一つで再生してくれ、あとは布団に入るだけ。目を閉じたまま聴けるので、リラックスして聴くことができます。疲れているときは、眠りにも入りやすいですし、疲れていない場合でも、少しずつ眠気を誘ってくれます。
寝る前の使い方は、その日の体調にもよりますが、あまり難しい内容ではない本で、なおかつゆっくり流しながら聴くのがおすすめです。
おすすめのオーディオブックとは
オーディオブックを利用するなら、サイトから登録、もしくはアプリをダウンロードする必要があります。
今や本を聴いて楽しむサービスはたくさん出てきています。
しかし、たくさんあればあるほどその中でどのサービスを選んだらいいのかわからないと思います。
サービスによってそれぞれの違いはあるでしょうが、初心者の方がまず始めるべきサービスを1つ紹介します。
それは、audiobook.jpというサービスです。
audiobook.jpの最大の売りは
月々750円で多数の本が聞き放題というサービスがあることです。
これが最大のメリットと言えるでしょう。
聴き放題の本の数は、1000〜1500冊ほどあるようです。
お店やネットで中古本を購入するとしても1冊300円〜500円くらいしますから、2冊〜3冊分聴いたらもとを取れる計算です。
まずは、聴き放題プランから始めてみるのをオススメいたします。
これで満足がいかなかったら、アプリ内で有料の本を購入して聴くようにしたらいいでしょう。
購入できる本の数はなんと10000万冊ほどあるようです。凄すぎますね。
オーディオブックがあれば読書はいらないか?
このようにメリットばかりのオーディオブックですが、デメリットはあるのでしょうか。
「勉強をすることが目的だったら、全て聴いて学習をすればいいよね?」
「もう読書をする必要がないのでは?」
などと考える方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、オーディオブックだけでは身に付いていかない力もあります。読書をすることはそれだけでいろんな力が身に付きます。
まず漢字を目にすることができます。これはたくさんの漢字に増える大きなチャンスです。自分の知らなかった漢字にも必ず出会います。
その読み方、意味を考えて立ち止まったり、わからなくて調べたりする経験はとても大事だと思うのです。
漢字を書けなくても、読めるだけでも教養は広がります。
オーディオブックは全て音声のみで漢字もひらがなもありません。
当然そんな機会はありませんが、読書なら新しい漢字に出会えるということが大きなメリットです。
もう1つは読みの力を伸ばせることです。
文章を読んでいく中で、必ず言葉のまとまりに分けながら読んでいきますよね。
読書を続けていくことで、この作業が速くなり速読ができるようになっていきます。
これが読みの流暢性につながり、さらに意味理解にもつながってくるのです。
オーディオブックだと、自分で字を見て読むという作業はありませんので、ずいぶんと簡単に話を進められるというメリットがある一方、目で字を読むという行為ができないので読解力は身についていきません。
読書の一番のメリットだと思うところは、文を噛みしめられることです。
本を読んでいると、必ず自分の心に留まった文章に出会う時があるものです。
そんな時は、必ずその文章を何度も読み返したり、立ち止まったりして、その文章を深く考えようとします。
自分の過去を振り返ったり、未来に対して前向きになってみたり立ち止まることで力をチャージできるのです。
オーディオブックでも何度も聴き返し、頭の中で噛みしめることはできますが、やはり文字を目で見るよりも力は弱いのではないかと思います。
さらに立ち止まって考えている内に、ナレーターはどんどん話し続けていて、気が付いた時には全然わからないところまで話が進んでいたということもよくあります。
このように、読書でしか身に付かない力もあることを知っておきましょう。オーディオブックがいかに良いものであっても、読書をするということも忘れてはいけないと思います。
やはり読書も必要だということです。
オーディオブックと読書の併用をしよう!
耳を使って聴く学習も大切なら、目を使って読む学習も大切です。
この2つを併用して学ぶことでより高い学習効果を上げることができると考えています。
なので、どちらも意識的に自分の生活の中に取り入れていかないと上手に併用することはできないでしょう。
こんな勉強はオーディオブック、こんな勉強は読書などと分けて考えられるといいですね。
超一流のビジネスマン、経営者ならとっくの昔からやっていることでしょうね。そんな方に一歩でも近づけるよう、いえ、自分がそうなるためにも、自分の時間を有効に使い、いつも高いモチベーションで日々過ごしていくこと心がけていきましょう。
さぁ、みなさんも今日から始めてみませんか。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。