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【1週間断食体験記 3.4日目】ここからが正念場です

2020年10月22日

 

こんにちは、今回は【1週間断食体験記 3.4日目】ここからが正念場ですというテーマで記事を書いていきます。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから断食をしてみようと考えている方
  • 断食をしたら体にどんな変化が表れるのか知りたい方

 

断食の初日の記事と2日目の記事をまだ読んでおられない方は先にこちらをご覧ください。

【1週間断食体験記 初日】信貴山断食道場をご紹介

【1週間断食体験記 2日目】断食の楽しみ方と体調について

 

 

断食3日目以降が辛い?

 

断食道場に来て3日目に突入しました。

今回も時系列に沿いながら、その日の出来事と体調の変化を書いていきたいと思います。

 

朝から様々な症状に襲われる

 

実は、2日目の晩、あまり寝られませんでした。

布団に入った晩から、胃腸の痛みとムカつきの症状に苦しめられることになりました。寝ていても、この症状がずっと続き、すぐに目覚めてしまい熟睡できませんでした。

眠っては目が覚めるの繰り返しです。こんな感じで朝を迎えました。

 

7時ごろに起床したのですが、起き上がるにも体もだるくなってきました。かといって、眠ることもできないような状態でした。明らかに昨日の体調とは違います。

 

どうにか元気を振り絞って起き上がり、トイレに行って、顔を洗ってうがいをし、水を少し飲みました。

そうこうして体を動かすことで、胃腸の痛みに気がいかなくなりました。

こんな状態になった時は、まずはすぐに起き上がって、体を動かし、水を飲むのが良いのだと思います。

 

 

どうやら断食をすると、3日目くらいに、いろんな症状に襲われるそうです。

症状のでかたは個人差があるものの、その時の体調や道場に入る前の食事も影響してくるそうです。もし、入門前に体に溜め込むようにガッツリ食べてきていたら、その反動も大きく出てくるということです。

 

私の場合は

道場入門前の前日に、昼食に小カレーライス、夕飯に温かい素麺と、ご飯、鯖、酢の物を食べました。これでもいつもより量はだいぶ減らしましたが、断食前にしてはちょっと食べ過ぎのようです。

それまでに食べた分の反動もあって、胃腸の痛みとムカつき、体のだるさ、疲労感、立ちくらみなどの症状が出ているのかなと思っていました。

 

できるだけ症状を出さないようにする対策として、入門前の数日から食べる量を減らし、前日には断食を始めておくのだそう。ベテランの入門者の方がおっしゃっていました。

 

 

この日の朝食

 

8時から朝食です。

今日もメニューも昨日と同じく梅干し茶です。

 

 

 

少しでも口にものを入れることで胃は少しは落ち着いてきました。

そのあと、談話室で他の入門者と2時間ほど談笑し、あっという間に10時に。

 

この日も出かけようと思っていましたが、体の症状も気になっていたので、しばし様子見。

 

 

お昼からヨガとハイキング

 

 

そして12時ごろ。

施設の方が部屋に来られ、今からヨガを開催するとの連絡が入ります。急ではありましたが、せっかくなのでヨガ講座を受けてみました。

30分ほどのストレッチ系のメニューでしたが、とても良い気分転換になりました。

部屋でも各自ストレッチなど体を動かしておくことは重要だと言っていました。

 

 

ヨガのおかげなのかわかりませんが、少し元気が出てきたので、13時過ぎから出かけようと思い立ちます。

 

 

信貴山断食道場から王子駅まで、ハイキングをすることにしました。信貴山から下山する際、いろんなハイキングコースがあるので、1回は経験したいと思っていました。

今の体調ではしんどいかなとも思いましたが、1時間弱で行けるようなので、景色を楽しみつつチャレンジしてみました。

 

ほとんどが下り坂なのですが、下り坂も足で踏ん張りながら進まなければならないので、けっこう足にきます。

 

 

休憩をはさみながら、1時間ちょっとで無事王子駅へ到着。いろんな飲食店が立ち並んでおり、良い匂いが漂っています。そんな誘惑に負けそうになりましたが、炭酸水のみ購入。

 

王寺駅からは、信貴山行きのバスで信貴山温泉ホテル付近まで戻ることができます。信貴山行きのバスは1時間に1本しか出ていないのでご注意ください。

 

 

いつも以上に疲れはありましたが、3日ほとんど食べてなくても人間どうにか動けるものだなとわかりました。

 

 

 

この日の夕食

 

 

16時から夕食です。今日も出汁のカタクリです(泣)

 

 

 

ちょっと元気になり、その後は電話をしたり、お仕事をしたりして過ごしました。胃腸の調子もまずまずです。

本来は、3日目を過ぎると体調は落ち着いてくるようなので今日は熟睡できるといいなと思います。

 

 

断食4日目でも調子は上がらない

 

4日目に突入です。

この辺りから調子を持ち直せるかなと思いましたが、やはり朝が辛い。

昨日に引き続き、胃腸のムカつきと体のだるさがまだ残っていました。

 

この日の朝も寝ては起きての繰り返し。

 

8時のお茶タイムまでどうにか布団から出て朝の身支度を済ませました。

 

この日の朝食

 

この日のメニューも梅干し茶です。

 

 

その後、テレビを観ながらリラックスし、部屋へ。

そうこうしていると10時の朝食です。

 

この日のメニューはこちら。

 

 

重湯と梅干しです。重湯は、おかゆと違って米が入っていません。米に水をたくさん入れ、粘り気が出るまで煮て、お汁だけがとったものが重湯です。

 

「あれっ?今日は味噌汁じゃないんだ」

と思って聞いてみると、もうこれから回復食に入っていくのだそう。

 

この重湯が回復食の初めの食事になるのです。もちろん、味噌汁とそんなに変わらないです。

 

「今日はどこへ行こうかな?」

と考えましたが、この日は体を休ませようと出かけずに部屋で過ごすことにしました。

もちろん、体がだるいからと言って寝転がって休んでいるだけでは、体調は元気になってきません。

 

 

 

道場長の講話

 

13時過ぎから道場長の講話がありました。道場長は女性の方です。

 

強制ではないのですが、せっかくなのでお話を聴きに行きました。

健康についてお話をしていただきましたが、何より食事は大切だとおっしゃっていました。

 

食事の大切なポイントは2つ。

1つのポイントは、食事はよく噛むことです。噛むことで、消化が良くなり、体への負担を減らせるのだそう。当たり前のことですが、出来ている人少ないはずです。

目標は一口で100回噛むのだそうです。これだけ噛んでいたら、病気にならないともおっしゃっていました。

より多く噛むためには、食事をゆっくり摂ることと、一口にたくさん入れすぎない、一口ごとにお箸を置くことがコツなんだとか。

会話などをしながら、食事をゆっくり摂ることで、自然と噛む回数が増えてきます。一口の量も少なければしっかり噛めます。お箸を置くことで、すぐに次の食事を口に入れてしまうことを防げるそうです。

 

 

2つ目のポイントは、玄米と野菜中心のメニューにすることです。玄米は白米より栄養価が高いし、固いので咀嚼回数が増えるというのが良いそうです。道場長にとっては、玄米が当たり前なんだとか。

野菜は、特に根菜系のものが良いそうです。人参、大根、レンコン、ごぼう、この辺りのものは意識して食べるようにした方がいいそうです。

野菜も毎日食べていると、野菜だけで満足できるようになるようです。

 

インスタント食品やお肉中心の生活をしている人は、すぐに体調を崩したり、病気になってしまったりするのも納得できました。

 

 

一度は聞いたことのあるような話ですが、改めてこう言った基本的なことが健康には大切なんですね。

道場長もそう言ったことを心がけているせいか全く病気にならないようです。

残りの断食期間、何か自分でも実践できるようなことが見つければいいなと思います。

 

 

この日の夕食

 

この日の夕食は朝食と同じく重湯と梅干し。

 

 

今日を乗り越えれば、明日からいよいよ玄米が出てくるようです。

 

 

この日は入浴ができる日でした。そこで、初めて道場のお風呂に入ってみました。

 

 

こんな感じのお風呂です。

道場入門者同士で順番を決め、16時半から順次入っていきます。

私は幸運にも1番風呂をいただいたのですが、それでも古いお風呂なものですから、決してきれいではありません。ゆっくり浸かって温まるというより、ささっと汗だけ流して上がるような感じで、30分ほどで済ませました。

 

 

この日のスケジュールは終了です。

あとは部屋でゆっくり過ごしました。腹痛が収まらないので、色々断食について調べていると、ついに腹痛の原因がはっきりわかりました。

次回、そのことについて詳しく書きたいと思います。

 

 

断食道場もあと2日です。頑張ります。

今回はここまで。次回をお楽しみに。

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