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【1週間断食体験記 5.6日目】こんな人は断食をしてはいけないぞ

2020年10月26日

 

こんにちは、今回は【1週間断食体験記 5.6日目】こんな人は断食をしてはいけないぞというテーマで記事を書いていきます。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから断食をしてみようと考えている方
  • 断食をしたら体にどんな変化が表れるのか知りたい方

 

断食の初日、2日目、3、4日目の記事をまだ読んでおられない方は先にこちらをご覧ください。

【1週間断食体験記 初日】信貴山断食道場をご紹介

【1週間断食体験記 2日目】断食の楽しみ方と体調について

【1週間断食体験記 3.4日目】ここからが正念場です

 

 

断食5日目から体力ガタ落ち

 

断食5日目でわかった自分の胃腸について

 

断食5日目突入です。腹痛はまだ続いていましたが、ついに原因を突き止めました。

 

それは胃潰瘍の発症です。

 

胃酸が出すぎて、胃を守っている粘膜を傷ついてしまっていたのです。

断食をすると胃痛は起こることがあるようですが、私の場合、普通の痛みではなく今まで味わったことがないくらい激しい痛みでした。

最初は断食によって起こる症状なのだろうと我慢していましたが、一向に痛みが和らぐことがありません。

そして、4日目の夜になっても続いていて、さすがにおかしいなと自分で調べ始めたのです。

 

調べていくと、胃潰瘍が一番自分の症状に当てはまっていました。

胃潰瘍になりやすい人の性格も決まっているらしく

 

神経質

些細なことで悩む

ストレスをためやすい

責任を一人で抱え込みがち

などなど。

 

見事に全部当てはまっていましたw

 

 

5日目の朝、さっそく施設の方に相談したところ、

「5日目から回復食が出るから、食べて様子を見るように」

と言われました。

 

胃潰瘍の一番の薬は、胃の負担を減らし、十分休めることだそうです。

いやいや、胃が弱いから断食をして休めに来たんだけど・・・と思いつつ、胃に何も入れないことは人によっては休めることにならないということが身に染みてわかりました。

 

しかし、まさかこんな病気を発症してしまうとは・・・さらに胃を労わっていかなければならないですね。

 

 

8時のお茶タイムはいつも通りの梅干し茶。念のため、梅干しは食べずにお茶だけにすることに。

10時からの朝食のメニューはこちら。

 

 

いよいよ食事ができると嬉しかったのですが、胃は限界に来ていたのか、全く食欲がありませんでした。

4日間、何も食べていないのでお腹が空いていてもおかしくないはずなのに、全く喉を通らない。

 

しかし、胃を保護するためにも、少しでも食べておかないと回復しません。

どうにか、時間をかけて7割ほど食べることができ、その後、しばし休憩。

 

 

昼から温泉へ

 

明日で帰宅するので、最後にもう一度、温泉へ出かけることにしました。

お昼までゆっくりし、胃の調子はずいぶんよくなりました。食べたことで、胃が保護されたのかなと。

 

 

道場周辺を散歩しながら遠回りして温泉へ行くことに。温泉までの距離はおよそ1.5kmほどです。

 

 

しかし、食事をまともにしていないと、この距離が歩けません。

500mも歩けば、体がだるく、座って休憩しないと進めません。

 

これほどまでに体力は落ちてしまいます。2日前に3~4km歩いたのが嘘みたいです。

 

体力も戻らないので、さっさと温泉を済ませ、お土産を買って道場へ。

そうこうしているうちに、夕食の16時です。

 

 

胃の調子は戻っておらず、全て完食はできませんでしたが、半分は頑張って食べました。

そして、就寝。ようやく、ぐっすり眠れるくらいに胃は落ち着きました。

 

 

1週間の断食が終了

 

いよいよ最終日です。朝食を食べたら帰宅となります。

 

本来10時の朝食ですが、

「早くお帰りなら朝食時間を早めることができますよ」

と声をかけていただいたので、9時にしてもらうことにしました。

 

 

玄米ご飯は喉を通りにくかったので、お粥に変更してくれました。

これで、どうにか7割くらいは食べることができました。

 

 

そして、部屋の荷物を片付けと掃除をし、施設の方へあいさつをし、10時頃に道場を出発。

ついに1週間の断食が終了しました。

 

達成感に浸っている気にもならず、すぐに道場から出て、食べられそうなものを胃に入れて、胃薬を飲んで、痛みから解放されたい。

この時は、その一心でしたね。ちょっとズレていますが(笑)

 

 

1週間断食を終えて

 

正直な感想を言わせていただくと

本当にしんどかったです。

 

何一番辛かったか。

 

言うまでもなく、胃の痛みです。

食べないことに胃潰瘍になってしまったのですから。何をやってるんだか・・・

 

食べられないことについては、確かに辛いことではありますが、日に日に和らいでくるものです。

最初の2日間くらいを乗り越えたら空腹の状態に慣れてきます。

 

私の場合は胃の痛みでお腹が空いたどころの話ではなかったですが、胃痛がなくても、どうにか乗り越えらえたかなと思います。

 

人間、1週間程度なら食べなくても十分生きられるんです。

お隣の部屋の方は1ヶ月の断食をしておられました。それでもけっこう元気でしたね。

 

 

改めて、食の大切さと体に良くない生活をしてきたことを思い知らされました。私の胃もこれまでの暴飲暴食によってかなり痛めつけてきてしまったのでしょう。

そして、食べないことで大きな負担を与え、胃潰瘍として現れたのです。

 

自分の体のことを知らなさ過ぎたと反省。

 

 

こんな人は断食をしてはいけない

 

これから断食を検討している方へ

 

そんな方は以下の点だけは気を付けてください。

 

それは、

胃が弱い人の断食は逆効果になってしまうということです。

 

胃が弱い人は、日頃からよく胃痛、胸やけなどを起こしたり、口内炎ができやすかったりすると思います。

こういう症状がよく起こる人は胃が弱い可能性があるので、断食はやめておいた方がいいです。

 

断食によって胃を悪化させてしまう危険性があります。

食事を減らして胃を休めることはとても大事だと思いますが、全く何も食べないことはかえって胃を痛めつけてしまうこともあるのです。

 

 

断食を検討している方は、自分の胃の状態を知るためにも、まず1日断食から始めてみて様子を見てください。

それで何も胃腸に変化がないようなら問題はないかもしれません。

ちなみに私の場合は、1日断食(水だけ)でも胃痛と口内炎で調子が悪くなりました。

 

 

何も食べない断食にこだわることもなく、軽く食事を摂りながら体の調子を整える断食もありますので、そちらを選びましょう。

もし、そのような断食に行く機会があればまた記事にしたいと思います。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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