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【家庭訪問の話題はこれで完璧】効率的に進める方法を紹介

投稿日:2019年4月23日 更新日:

 

こんにちは、今回は【家庭訪問の話題はこれで完璧】効率的に進める方法を紹介というテーマでお話ししていきます。

 

こんな方におすすめ

  • これから教員をやっていこうと思っている方
  • 初めて家庭訪問する新任の教員の方
  • 小学校の家庭訪問の現状を知りたい方

 

 

楽しみながら家庭訪問をしよう

 

小学校では大体4月~5月にかけて、クラス担任が子どもの自宅を回る家庭訪問が始まります。学校によっては、授業時間の確保を名目に家庭訪問を行っていないというところもあるようですが、現状それは少数派で、家庭訪問をしているところの方がまだ多いです。

 

家庭訪問の良いところは、家庭での子どもの様子を知ることができることです。学校とは違った新たな一面が見つけることができるかもしれません。そんなところも楽しみに一つでしょう。

さらに、家庭訪問をしながらその地域の様子や危険な場所(人通りの少ない道、交通量の多い道)などをリサーチできるという意味でも私たち教員にとっては重要なことです。もちろん、事前に各家庭の住所を下調べをしてから、各家庭に出発しますが、それでも地図で見ただけで完璧にわかるはずもなく、あっちに行ったり、こっちに行ったりして迷いながら家探しをすることになるのはまさに定番の出来事です。たいていの先生方は、道中に出会う子どもたちを呼び止め、道順を教えてもらって家探しをしていくことになります。

 

これまでたくさんの家庭訪問をしてきて、「次はどんな家だろう?」賃貸の物件探しをしているような気さえしてワクワクしてきます。実際に出会ったのは、屋敷のような大きな家、森の中の奥深くにある家、飲食店をしている家など。いろんな家庭があるものです。

 

家庭訪問をしていて困ったことは、同じ苗字が2軒並んである家があった場合です。偶然なのか二世帯なのかわかりませんが、そんな時は一か八かでインターフォン押して確認していきましょう(笑)さらに、家は見つけたのでインターフォンを押したいが、大きな番犬が吠えてきてなかなか奥へ進めないということもありました。本当に怖かったです。極めつけは、家庭訪問をしても、不在で誰も居なかったことも(笑)いやーいろいろなことがありましたがそれもよい思い出です。ドタバタですが、けっこう面白くもあり印象に残る出来事の一つと言えます。

このように、いろんな発見が楽しみながら家庭訪問をすることを心がけましょう。

 

 

さて、そんな家庭訪問を効率的に進める方法を紹介したいと思います。

 

 

家庭訪問はスケジュール作りは慎重に

 

先生方は、おそらく家庭訪問のスケジュール表を作成しているでしょう。作成の際は、兄弟の家庭訪問の時間と重ならないようにも気をつけておく必要があります。時間と子どもの名前を書いた一覧表を作り、それを持ちながら各家庭を回るはずです。

スケジュールを組む時に気をつけることは、あまり無理なスケジュールにしないことです。家から家への移動時間があるので、あまり詰め込みすぎるとその後の予定がずれ込んでしまいます。大慌てで道中を走ってしまい、汗びっしょりになって子どもの家に到着しまうことにも・・・最悪ですよね。(笑)

 

 

そうならないために各家庭の訪問時間をたっぷり空けてスケジュールを組めばいいかと言うとそうでもありません。あまり時間を空けすぎても、待ち時間ができてしまうこともあり時間がもったいないです。道に迷わない自信があるなら、ある程度詰めてスケジュールを組んでもよいですが、その校区を初めて歩くという方は、ちょっと余裕をもって組んでおくとよいでしょう。移動の際は自転車があるといいです。

 

時間通りに子どもの家に行けたとしても油断はできません。前に訪問した保護者との話の弾み具合によって、予定通りに行くか行かないかも変わってきます。おしゃべり好きな保護者には「どうやって話を切って帰らせてもらおうか・・・」と考えながらのお話になるはずです。逆にお話が好きでない保護者には「まだ時間があるし、どうやって話題を広げようか・・・」などと考えるものです。

 

そんなこんなで、家庭訪問のスケジュールを組むのはけっこう難しいものなんです。家庭訪問は常に時間を気にしながら進めていくことになりますので、準備段階のスケジュール作りを慎重に行いましょう。

 

 

保護者と話を進める手順

 

時間がない時は玄関で済ませる

 

予定通りに各家庭を回れているなら、家に上がってゆっくり話が聞けますが、こちらに時間がない時は「時間が押しているので玄関でいいですか。」と勇気を出してお断りしましょう。そう言っておくと、保護者も次の予定があって忙しいんだねと察してくれるので、早く終わらせやすいです。家に迎え入れり準備をして待ってくれていたはずですから、家に上がらずに玄関だけなのも、なんか申し訳ないですがしかたなしです。

 

また、保護者と話を始める前におよその時間を伝えておくのも手です。「〇分くらいしか時間ないですが、よろしくお願いします。」と言っておくだけで話の内容も違ってきます。保護者も「それなら〇〇のことだけは先生に伝えておこう。」などと話し合う内容を精査できます。

 

なんだかせわしないですが、そもそも家庭訪問の目的は家の確認です。何十人もいる中で一つの家庭でゆっくり話ができるはずはありません。最低限の必要なことを伝えるようにしましょう。

 

 

学級担任が保護者と話し合うべきこと

 

学級での生活の様子

 

まず、4月初めからの学級での様子を伝えることから始めます。

「休み時間は、いつも外でドッチボールをしていますよ。」

「いつも○○さんと言う子と楽しそうにおしゃべりしています。」

などと目立つ子どもであれば、いくらでも言えることを話せそうですが、あまり目立たないおとなしい子どもの場合は事前に考えておく必要があります。そのような子どもはたいてい授業中は静かにしていることが多く、これと言って伝えることがないかもしれません。そこで、休み時間・係活動・給食当番にどんなことをしているか、また、どんな友だちと一緒に過ごしているかなどを意識して観察しておきましょう。話せそうなネタを見つけたら、すぐにメモを取っておくと忘れないのでおすすめです。

学級担任はメモの技術は重要です。よかったらこちらの記事も一緒に読んでください。

【仕事がはかどる教員メモ術】5つのテクニック公開!

 

メモを取る余裕がなければ、家庭訪問前に学級で事前アンケートを取っておくのがよいです。どんなことを頑張りたいか、どんな係でどんな当番か、休み時間に誰と遊んでいるかなどを学校生活の振り返りとして書かせておくのです。休み時間の様子などは、学級担任も完ぺきに把握できていないので、アンケートが書かせておくと非常に参考になります。

 

後で、私たち教員がそれを読み家庭訪問で保護者に話ができますし、一緒にそのアンケートを保護者と読むこともできます。どちらかの方法で活用したらいいでしょう。ぜひ、やってみてください。

 

 

頑張っているところを1つは伝える

 

何か1つでも頑張っているところを見つけて、学級担任から保護者に伝えてあげるようにしましょう。ただし、「給食当番を頑張っていますよ。」「授業中はしっかり話を聞いていますよ。」などの話が抽象的すぎて、保護者が学校での子どもの様子をイメージできません。より具体的にその場面がわかるように、

「給食当番の時、当番が配り忘れていた牛乳に気がつき渡してくれていました。よく気がつく子で感心しました。」

 

自分の掃除が終わった後、他の掃除の仕事をしてくれていました。次に何をしたらよいか考えて行動できています。」

 

「授業中よく質問をしてくれます。冗談で○○と言ってみんなを笑わせてくれています。いつも楽しい雰囲気を作ってくれて、みんなからも慕われていますよ。」

などと言ってあげられたらベリーグッドです。学校での子どもの様子がイメージできます。もちろん、とっさにこんなエピソードを思い出せるはずはないので、事前に子どものエピソードを1つ記録しておくことをおすすめします。少し手間はかかりますが、具体的な子どもの頑張りを保護者に伝えられるのはよいことです。これができたら、きっと保護者から「この先生は、よく子どものことを見ている!」と高い評価を得られ、安心感にもつながるはずです。

 

 

③家での様子を聞き、困り事を聞き出す

 

家庭での過ごし方を聞いてみるのもよいです。例えば、

「宿題は決まった時間にしていますか。」 「自分からしていますか。」 「家のお約束を守って過ごせていますか。」などとこちらから聞いてあげると、保護者から気になること、困っていることの話を切り出しやすくなります。困り事は、学習面、友だち関係、健康面などいろいろあるでしょうから、保護者の話に真剣に耳を傾けます。しっかりと目を見て話を聞き、時折り相づちも打つといいです。間違っても、途中で話をさえぎったり、否定するようなことを言ってしまわないようにしましょう。

すでにこちらでも気になっていることなら「学校でも〇〇なので、本人も困っていると思います。私も心配しています。」と伝えます。詳しい内容をゆっくり聞き出し、保護者のやってくれていることを労いながら、「学校と家とで協力してやっていきましょう。」と言って前向きな気持ちになれるように話を締めくくります。

 

 

「次があるので」と言って帰る準備を

 

大切は話の途中かもしれませんが、一区切りついたところで話をまとめ、切り上げることを意識していきましょう。「次の家庭訪問の時間になっておりますので、今日はここで失礼します。」などと言って申し訳なさそうに家を出るようにします。保護者の中には、「えっ?もう終わりですか。」と物足りなさそうに言う方もいますが、家庭訪問はあくまでも家の確認で、ゆっくり話はできないことを理解してもらうようにしましょう。

 

子どもがしんどい状況にあり、早急に話し合いが必要な家庭とは、個別に話し合いの場を設定しておくようにしておきます。時間を気にしていては話が進んでいかないので、別日を設定して、また再度、場を持てばいいと思います。

 

ていねいに最後まで対応し、家を出るようにしましょう。もし、お菓子やお茶を提供されていたら、お礼を言うのも忘れずに。

 

 

用意してくれたお菓子やお茶はいただくべきか?

 

家に上がった際に用意してくれたお菓子やお茶は、みなさんどうしていますか。残さず全て食べないといけないと思われている方や一切手をつけないという方もいらっしゃるはずです。どちらにしても、たくさんの家庭を回ることになるので、用意していただいた全てのお菓子やお茶をその場でいただくことはできないかもしれません。特に飲み物は無理に飲みすぎると、後でトイレに行きたくなるので控えめにしておくのがよいでしょう。お話し中にトイレに行くのは避けたいところ。

 

お菓子もケースバイケースで、高価なケーキなどをわざわざ買って用意してくれているのなら、食べずに残すのも申し訳ないですよね。用意してくれている相手の気持ちを考えて、感謝しながらいただく方がいいでしょう。包装されているものなら、持って帰ることもできますので、その辺は臨機応変に対応しましょう。以前家庭訪問をした時、子どもが手作りのお菓子を用意してくれていたこともありました。こんな場合は残さず食べてあげないとね。

 

必ずこうすべきかという正しい答えはありませんが、私はお菓子はその場でいただき、お茶は飲みたいだけ飲むようにしていました。どうしても食べきれず残してしまう場合は、

「わざわざ用意していただきありがとうございます。さっきたくさんいただいたので、おなかいっぱいなんです。残してしまって申し訳ないです。」などと言っておいたらいいでしょう。

 

 

家庭訪問期間を上手に活用するコツ

 

各学校の予定の中で、家庭訪問の期間として設けられている日数は大体4日~5日くらいです。普通、その日程に合わせて、偏りなく家庭訪問の予定を組もうとするかもしれません。でも、必ずしもそんな風に組む必要はなく、むしろ、どこかの日は家庭訪問の日数を少なくし、午後の予定を空けておくのです。せっかくの家庭訪問期間で午前中授業ですからね。

 

そうしたくても〇〇さんと〇〇さんの家庭訪問の間の時間ができてしまい、無駄な待ち時間ができてしまうのも実情です。14時からの家庭訪問が終わると、次は15時からなどでは、その間の時間が非常にもったいないのです。一度学校に戻っても、たいして仕事もできないまま、またすぐに家庭訪問に出なくてはいけなくなります。学校に帰らずにしかたなく時間をつぶしておくなんてことにもなります。

そんな時はどうするか?

そんな時は、その間の時間に誰かの家庭訪問を入れさせてもらうのです。個別に各家庭に電話をして予定を変えてもらうのです。けっこう柔軟に対応してくれる家庭があります。私もそんなことしていいのか知らなかったんですが、ベテランの先生が「各家庭に、曜日変更のお願いの電話をして、変えてもらったらいいよ。」と教えてくれたので、自分でもやるようになりました。ただ、学校内で日程を組む時のルールが決まっている場合がありますので、学年の先生や管理職には内緒でどうぞ。(笑)うまく日程調整ができたらOK。

 

空いた午後の時間は、ゆっくり自分の仕事をする時間に充てたり、年休を取って早めに帰宅したりしてもよいでしょう。「ちょっと自分だけ年休を取って帰りにくいなぁ。」と思われるなら、家庭訪問に行くふりをしてそーーっと学校を出るか、年休を事前に取っておいて家庭訪問帰りにそのまま帰宅するかですね。これで、バッチリです。

そうやって、上手に自分の時間を確保することが大事です。これこそ働き方改革じゃないですかーー。何も悪いことじゃないですよ。

 

みなさんが参考にできそうなことが1つでもあれば嬉しいです。

 

 

今回はここまでにします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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